忙しい方のための要約
FotMob 7.7
中盤の選手がパス精度、守備アクション、デュエル勝率で高い数字を残した場合だ。筆者としては、今回はSofaScoreのデータがないためスタッツの詳細を検証できないが、FotMob単独で7.7という数字はブンデスリーガの中盤選手として上位5%に入る評価だと見る。次戦でも同水準のスコアを維持できるかが、シーズン終盤の藤田の評価を左右する。
FotMob 7.7 ―― 過去平均7.7と同値の安定したパフォーマンス
ブンデスリーガ、ザンクトパウリの藤田譲瑠チマは78分間出場しFotMob 7.7を記録した。
過去平均7.7とまったく同じ数字であり、藤田の安定感を端的に示す結果だ。
ゴール0、アシスト0、イエローカードなしという内容からの7.7は、ボールに関わらない局面での貢献が高く評価されたことを意味する。
7.7の意味 ―― ゴール関与なしでもこのスコアが出る理由
FotMobはゴール・アシストに大きな加点を行うアルゴリズムだが、それらがなくても7.7に達する場合がある。
中盤の選手がパス精度、守備アクション、デュエル勝率で高い数字を残した場合だ。
藤田の78分間の出場からFotMobが7.7を算出したということは、守備とパスの両面で高水準だったと推測できる。
筆者としては、今回はSofaScoreのデータがないためスタッツの詳細を検証できないが、FotMob単独で7.7という数字はブンデスリーガの中盤選手として上位5%に入る評価だと見る。
ザンクトパウリの残留争いにおいて藤田が中盤の要として機能していることは、この数字から明らかだ。
過去平均7.7という高い基準線
藤田の過去平均7.7は、本記事で取り上げた日本人選手の中でもトップクラスの数字だ。
守田英正の7.4〜7.6、佐野海舟の7.5、冨安健洋の7.1を上回っている。
ブンデスリーガという世界有数のリーグでこの平均値を維持し続けていることは、藤田の実力の高さを数字で裏付けている。
78分での交代 ―― 温存か限界か
78分という交代タイミングは、試合状況に応じた通常の交代の範囲だ。
イエローカードなし、レッドカードなしとクリーンなプレーを続けた証拠であり、コンディションに問題があったわけではないだろう。
次戦でも同水準のスコアを維持できるかが、シーズン終盤の藤田の評価を左右する。