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忙しい方のための要約
SofaScore 7.2 / Kicker 6.7 / Gazzetta dello Sport 6.5 / FotMob 7.4 / The Guardian 7.0
各社採点の比較SofaScore: 7.2SofaScoreの7.2はミッドフィルダーとして堅実な数字だ。パス成功率79.5%はリーズのポゼッション志向を考えれば及第点で、キーパス2本は攻撃への関与も示している。特筆すべきはデュエル勝率の高さだ。
試合概要と総合評価
田中碧がチャンピオンシップ第42節でフル出場。パス44本中35本成功(成功率79.5%)、キーパス2本、デュエル8勝3敗と堅実な内容で、SofaScore 7.2、FotMob 7.4という評価を受けた。派手さはないが、リーズのビルドアップにおいて欠かせない存在であることを改めて証明した90分間だった。
各社採点の比較
SofaScore: 7.2
SofaScoreの7.2はミッドフィルダーとして堅実な数字だ。パス成功率79.5%はリーズのポゼッション志向を考えれば及第点で、キーパス2本は攻撃への関与も示している。特筆すべきはデュエル勝率の高さだ。8勝3敗(勝率72.7%)は中盤の選手として突出した数字で、ボール回収能力の高さを裏付けている。SofaScoreのアルゴリズムはこうした守備貢献を過小評価する傾向があるため、実際のピッチ上での貢献度は7.2以上だった可能性が高い。
Kicker: 3.0(6段階評価)
Kickerの3.0は6段階中の「まずまず」に相当する。ゴールやアシストといった分かりやすい結果がなかったことを考えれば妥当だが、田中碧のような「つなぎ役」はこの種の採点で不利になりやすい。Kickerのスカウト目線で見れば、田中はブンデスリーガのデュッセルドルフ時代に比べてよりボールを持つ時間が増え、チームの心臓部として機能している。数字に表れにくい貢献がKickerの評価を上回っていると見る。
ガゼッタ・デッロ・スポルト: 6.5
ガゼッタの6.5は「平均的」のレンジだ。イタリアメディアは伝統的にゴール・アシストに比重を置くため、田中のような試合を組み立てるタイプの選手にはやや厳しい傾向がある。ただし6.5は決して悪い数字ではなく、「大きなミスなく役割を果たした」という意味では的確な評価と言える。
FotMob: 7.4
FotMobの7.4はSofaScoreより0.2ポイント高い。FotMobはデュエル勝率やパス成功率を比較的重視するアルゴリズムのため、田中の堅実なプレーがしっかり数値に反映されている。中盤の選手で7.4を取れるのは試合のキーパーソンとして認められた証拠だ。
ガーディアン: 7
ガーディアンの7点は、記者の主観評価としてはかなり良い部類に入る。チャンピオンシップを日常的に取材する記者が田中の90分間を見て7を付けたということは、ピッチ上での存在感が際立っていたことを意味する。ゴールなしで7を獲得できるミッドフィルダーは限られている。
スタッツの深掘り
パス44本という数字はリーズのミッドフィルダーとしてはやや少ない印象を受けるかもしれない。しかし成功率79.5%を維持しながらキーパス2本を記録している点が重要だ。田中は安全なバックパスに逃げるのではなく、攻撃の加速に必要な前方へのパスを積極的に選択している。この判断力こそがリーズの監督から信頼される最大の理由だ。デュエル8勝3敗は数字として申し分ないが、その内訳を見ると地上戦での勝率が特に高い。フィジカルで劣るとされがちな日本人選手が、イングランドの2部リーグで対人戦を制している事実は大きな意味を持つ。
総括
5社の評価は6.5〜7.4の範囲で、ゴールもアシストもなかった試合としては十分に高い水準だ。田中碧はリーズの昇格争いにおける不可欠なピースとして定着しており、プレミアリーグ復帰を果たせば、そこでも通用するだけの基盤を着実に築いている。地味だが確かな仕事をする中盤の職人として、今後も安定した評価を維持し続けるだろう。