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忙しい方のための要約
SofaScore 6.9 / FotMob 7.2
SofaScore (6.9): SofaScoreは豊富なスタッツを基に、よりバランスの取れた評価を下す傾向がある。久保はデュエル勝利13、被ファウル7という高いフィジカルコンタクトの数値に加え、インターセプト2、タックル1と守備面での貢献も見せた。攻撃的なキーパスは1本に留まり、xA(アシスト期待値)も0.108101と、決定的なチャンスメイクには至らなかった点を厳しく見た可能性がある。
2026年4月23日に行われたラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダ対ヘタフェの一戦は0-1でホームのレアル・ソシエダが敗れた。
この試合での久保建英のパフォーマンスについて、海外メディアはSofaScoreが6.9、FotMobが7.2と異なる評価を下している。
メディア採点の比較と分析
久保建英に対する採点は、SofaScoreが6.9、FotMobが7.2と0.3点の差が生じた。
この採点差は、両メディアの評価基準の違いを明確に示している。
- SofaScore (6.9): SofaScoreは豊富なスタッツを基に、よりバランスの取れた評価を下す傾向がある。
- 久保はデュエル勝利13、被ファウル7という高いフィジカルコンタクトの数値に加え、インターセプト2、タックル1と守備面での貢献も見せた。
- しかし、パス成功率が70.5%と直近平均76.4%を下回り、チームが攻撃で停滞し、0-1で敗れた結果が採点に影響したと見る。
- 攻撃的なキーパスは1本に留まり、xA(アシスト期待値)も0.108101と、決定的なチャンスメイクには至らなかった点を厳しく見た可能性がある。
- FotMob (7.2): FotMobは、特に攻撃面での貢献や積極性を評価する傾向が強い。
- 久保はボールタッチ数78とチームの攻撃の起点となろうと奮闘。
- キーパス1本に加え、デュエル勝率56.5%という個の打開力を高く評価したと筆者は見る。
- ポゼッション喪失23回はやや多いものの、これは積極的にボールに絡み、攻撃を仕掛けようとした結果と捉えられた可能性がある。
筆者の見解では、SofaScoreがチームの敗戦やパス成功率の低さといった客観的なスタッツを重視したのに対し、FotMobは久保が孤立しながらも攻撃を牽引しようとした積極性やデュエルでの強さを評価したため、採点に差が出たと分析する。
久保建英のパフォーマンス詳細
久保建英のこの試合でのスタッツは、彼の奮闘ぶりと同時に課題も浮き彫りにしている。
- 際立ったデュエル勝率: デュエル勝利13、デュエル敗北10で、デュエル勝率は56.5%を記録した。
- これは直近スタッツ平均の43.2%を大きく上回る数値であり、相手からの厳しいマークに晒されながらも、個の力でボールをキープし、前進しようとする意欲が数値に表れている。
- 攻撃面での貢献と課題: キーパス1本、xA: 0.108101は、チャンスメイクの試みはあったものの、決定的な局面には繋がらなかったことを示唆する。
- パス試行44回に対し成功31回、パス成功率70.5%は、直近の平均76.4%を下回る。
- これは、相手の厳しい守備ブロックを崩すために、リスクを伴うパス選択を強いられたか、あるいは周囲との連携が不十分だった可能性を指摘できる。
- 守備での献身性: タックル1、インターセプト2という数字は、FWの選手としては非常に高く、守備面でもチームに貢献しようとする意識の高さがうかがえる。
- 被ファウル7回は、相手守備陣が久保を止めるのに苦慮していた証拠であり、彼のドリブル突破やボールキープがいかに脅威であったかを示すものだ。
過去の採点推移との比較
久保建英の直近の採点推移を見ると、今回の評価は回復基調にあると言える。
- 前節(2026年4月19日)の試合ではFotMob:6.1、SofaScore:6.5と低調な採点だったが、今回はFotMob:7.2、SofaScore:6.9と改善を見せた。
- 前々節(2026年4月11日)のFotMob:7.3、SofaScore:7.9といった高評価には及ばないものの、チームが敗れた中で一定のパフォーマンスを発揮したと評価できる。
- メディア別の平均傾向と比較すると、SofaScoreの平均7.1に対し今回は6.9とやや下回ったが、FotMobの平均6.87に対し今回は7.2と上回っている。
- FotMobが今回の久保の評価を高くつけたのは、彼の積極的な攻撃参加とデュエルでの強さを特に評価した結果と筆者は見る。
筆者の見解
筆者としては、今回の試合における久保建英の評価はFotMobの7.2に軍配が上がると見る。
チームが0-1で敗れた状況下で、デュエル勝率56.5%という高い数値を叩き出し、攻撃の起点として孤立しながらも奮闘した点は高く評価されるべきだ。
パス成功率が直近平均を下回ったのは、相手の厳重なマークと、攻撃を活性化させようとする積極的なプレー選択の結果と解釈できる。
守備面での貢献も怠らず、攻守にわたる献身性はチームにとって不可欠だった。
SofaScoreが示した守備スタッツやデュエルでの強さは、チームが苦しい状況にある中で、久保がどれだけ奮闘したかを示す具体的な証拠となる。
蹴太のひとこと
個人的には、このヘタフェ戦の久保は、単なるスタッツだけでは測れない「闘志」を感じさせるプレーが多かった。
デュエルでの勝利数や被ファウル数の多さは、相手守備陣に与えたプレッシャーの証だ。
次戦では、そのタフさに加えて、もう一歩、決定的な仕事に絡む嗅覚が引き出されることを期待している。
特に、クロス試行1回という数字は、もっと外から崩す選択肢が増えれば、チームの攻撃も活性化するだろう。