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忙しい方のための要約
SofaScore 7.0 / FotMob 7.4
FotMob(7.4点): 直接的な得点関与であるアシストを高く評価したと見る。特に、デュエル勝率100%という傑出した数字は、守備面での貢献度を強く示しているが、SofaScoreは攻撃でのインパクト不足をやや厳しく見たのかもしれない。過去平均採点との比較: 菅原の過去平均採点7.30に対し、FotMobの7.4は平均をわずかに上回った。
2026年4月26日に行われたブンデスリーガ第31節、VfBシュトゥットガルト対SVヴェルダー・ブレーメン戦は1-1の引き分けに終わった。
この試合でヴェルダー・ブレーメンのDF菅原由勢はフル出場を果たし、海外メディアからSofaScoreで7.0、FotMobで7.4という評価を受けた。
アシストを記録したものの、両メディア間で0.4点の採点差が生じた背景を、スタッツから紐解いていく。
アシストで高評価のFotMob、総合力で見るSofaScore
今回の採点は、菅原由勢が記録した1アシストという決定的な結果を、各メディアがどう評価したかの違いが明確に表れた形だ。
- FotMob(7.4点): 直接的な得点関与であるアシストを高く評価したと見る。パス成功率83.3%、デュエル勝率100%という安定したパフォーマンスに加えて、アシストという結果が加点に繋がったのは間違いない。
- SofaScore(7.0点): アシストを記録しながらも7.0点にとどまったSofaScoreは、より総合的なパフォーマンスを重視したと筆者は分析する。パス試行18、パス成功15、キーパス1という数字や、xG: 0.0208、xA: 0.0360407といった攻撃面での貢献度を、アシスト以外の部分でFotMobほど高く評価しなかった可能性がある。また、守備面ではタックル2、ポゼッション喪失8回というデータも評価に影響したと見られる。
特に、デュエル勝率100%という傑出した数字は、守備面での貢献度を強く示しているが、SofaScoreは攻撃でのインパクト不足をやや厳しく見たのかもしれない。
過去データから見る今回の評価
今回の採点を過去のデータと比較すると、興味深い傾向が見えてくる。
- 過去平均採点との比較: 菅原の過去平均採点7.30に対し、FotMobの7.4は平均をわずかに上回った。一方、SofaScoreの7.0は平均を下回る結果となった。
- 直近の採点推移: 直近の採点推移を見ると、FotMobは前節の7.6から7.4へ、SofaScoreも7.2から7.0へと、ともに下降傾向にある。アシストという結果がありながらも、前節と比べて全体的なパフォーマンスの質が若干落ちた、あるいはチームとしての課題が評価に反映された可能性もある。
- メディア別平均傾向: FotMobの平均7.5に対し今回は7.4、SofaScoreの平均7.1に対し今回は7.0と、両メディアともにそれぞれの平均採点をわずかに下回っている。アシストという明確な結果があったにも関わらず、平均以下に留まったのは、他の要素で評価を落としたと見るのが妥当だ。
- 直近スタッツ平均との比較: 今回のパス成功率83.3%は直近平均の78.4%を上回り、デュエル勝率100%は直近平均の68.8%を大きく上回る。特にデュエル勝率100%は傑出しており、安定した守備貢献を示している。にもかかわらず採点が伸び悩んだのは、アシスト以外の攻撃的な貢献や、ポゼッション喪失8回といった点が評価を相殺したと筆者は考える。
筆者としての評価
筆者としては、今回の菅原由勢のパフォーマンスはFotMobの7.4が妥当な評価だと見る。
アシストという直接的な結果に加え、デュエル勝率100%という守備での安定感は、特にDFとして非常に高く評価すべき点だ。
パス成功率も83.3%と高く、ボール保持においてチームに貢献している。
しかし、ポゼッション喪失が8回あった点や、xG/xAの数値が示すように、アシスト以外の場面での決定的な仕事が少なかった点は、今後の課題として挙げられるだろう。
攻撃の起点となるパスの質や、より多くの決定機を創出するプレーが増えれば、さらなる高評価に繋がるはずだ。
蹴太のひとこと
アシストという結果は素晴らしかったが、個人的には、デュエル勝率100%という守備での圧倒的な安定感こそ、この試合の菅原選手の真骨頂だったと感じる。
ただ、攻撃面ではアシスト以外にもう一つ、決定的なパスやシュートに絡むプレーが増えれば、さらにチームを勝利に導くことができるはずだ。
次節は、ボールロストを減らしつつ、よりゴールに直結するプレーを増やせるかに注目したい。