忙しい方のための要約
SofaScore 6.8 / FotMob 7.1
直近5試合の平均(FotMob 7.38、SofaScore 7.28)と比較しても、両メディアともにやや低い評価に留まっているのが現状だ。攻撃面でのスタッツが伸び悩んだ中でも、中盤でのボール循環と守備での貢献を総合的に評価した結果だろう。これは、両メディアが評価の比重をどこに置くかの違いが表れたものと筆者は考える。
2026年5月2日に行われたプレミアリーグ第35節、リーズ・ユナイテッド対バーンリー戦は3-1でリーズが勝利を収めた。
この試合に先発出場し72分間プレーした田中碧に対し、主要海外メディアの採点サイトはSofaScoreが6.8、FotMobが7.1と評価した。
各メディアの評価と筆者の分析
今回の採点は、田中の今季平均採点7.18(全試合)と比較すると、SofaScoreは明確に下回る評価。
FotMobは平均に近い数字となっている。
直近5試合の平均(FotMob 7.38、SofaScore 7.28)と比較しても、両メディアともにやや低い評価に留まっているのが現状だ。
- SofaScore: 6.8
- SofaScoreは、高いパス成功率(92%)やデュエル勝率(66.7%)といった基礎的なスタッツは評価していると見られる。
しかし、xG(期待ゴール)が0.1083、xA(期待アシスト)が0.0318953と、ゴールやアシストに直結する決定的な仕事が少なかった点を厳しく評価した印象だ。
決定機創出が1回に留まったことも、この評価に繋がったと筆者は見る。
- SofaScoreは、高いパス成功率(92%)やデュエル勝率(66.7%)といった基礎的なスタッツは評価していると見られる。
- FotMob: 7.1
- FotMobは、SofaScoreと同様にパス成功率92%を記録した安定したボール供給と、2回のインターセプト、2回のデュエル勝利といった守備面での貢献を考慮し、及第点を与えたと分析できる。
攻撃面でのスタッツが伸び悩んだ中でも、中盤でのボール循環と守備での貢献を総合的に評価した結果だろう。
- FotMobは、SofaScoreと同様にパス成功率92%を記録した安定したボール供給と、2回のインターセプト、2回のデュエル勝利といった守備面での貢献を考慮し、及第点を与えたと分析できる。
採点差の背景と筆者の見解
SofaScoreとFotMobの間には0.3点の採点差が生じた。
これは、両メディアが評価の比重をどこに置くかの違いが表れたものと筆者は考える。
- SofaScoreはより攻撃的な最終局面への関与や、ゲームを決定づけるプレーにより重きを置く傾向がある。
田中はこの試合でキーパス1本、シュート1本(枠外)と、攻撃の起点とはなったものの、決定的な場面での関与が限定的だったため、評価が伸び悩んだと見る。 - 一方、FotMobは中盤の選手に対して、パス成功率やボールタッチ数、守備での貢献といった「試合全体の流れをコントロールする」役割をより評価する傾向が見られる。
田中は72分間の出場でパス成功率92%、ボールタッチ59回を記録し、チームのポゼッション維持に貢献した。
この点がFotMobでSofaScoreよりも高評価を得た要因だろう。
筆者としては、田中がパス成功率92%という高水準を維持し、デュエル勝率も66.7%と平均(48.6%)を大きく上回った点を評価したい。
直近のパス成功率平均87.9%と比較しても、今回の92%は非常に高い。
中盤で安定感をもたらし、ビルドアップに貢献した事実は疑いようがない。
しかし、xGやxAが示すように、ゴールに直結するプレーが少なかったのも事実であり、SofaScoreの厳しめの評価も理解できる。
総合的に見て、筆者はFotMobの7.1が今回のプレー内容をより適切に反映していると見る。
過去の推移と今回の評価
田中の直近5試合の採点推移を見ると、FotMobでは6.4から8.3、SofaScoreでは6.6から8.2と変動している。
特に4月上旬には8点台の非常に高い評価を得ていた時期もあった。
今回の6.8(SofaScore)と7.1(FotMob)は、その好調期と比較するとやや落ち着いた数値と言える。
メディア別の平均傾向を見ると、FotMobは平均7.47、SofaScoreは平均7.3であり、今回の採点は両メディアの平均値を下回っている。
これは、安定したパス供給や守備貢献はあったものの、試合全体を支配するような圧倒的な存在感や、決定的な仕事にまで至らなかった点を反映していると筆者は分析する。
蹴太のひとこと
今回の田中選手のプレー、数字だけ見ると安定感はあったと感じる。
パス成功率92%は素晴らしいが、チームが3ゴールを挙げた中で、彼自身の攻撃面でのインパクトがもう少し欲しかったというのが正直な印象だ。
特に決定機に絡むプレーが増えれば、採点もさらに伸びてくるだろう。
次戦では、より前線でのボールタッチや、シュート、アシストに繋がるパスに注目して見てみたい。