忙しい方のための要約
FotMob 7.6
フォットモブにおける彼の過去の平均傾向である7.32と比較しても、現在の彼が好調を維持していることが窺える。特に強豪スウェーデンを相手に、直近の代表戦からさらに評価を上げた点は極めて価値が高い。彼の直近スタッツ平均は、パス成功率平均が84.7%、デュエル勝率平均が68.2%と非常に高い数値を維持している。
1-1の緊迫したスウェーデン戦で見せた田中の安定感
2026年6月26日に行われたスウェーデン戦において、日本代表は1-1の引き分けに終わった。
このワールドカップ・グループFの一戦で、リーズ・ユナイテッドFCに所属するミッドフィールダーの田中碧は90分間フル出場を果たした。
海外の主要データサイトであるフォットモブは、この試合のパフォーマンスに対して7.6という高い採点を与えている。
過去データから読み解く田中の上昇トレンド
今回の7.6という採点は、田中碧の過去平均採点である7.05を上回る優れた評価だ。
フォットモブにおける彼の過去の平均傾向である7.32と比較しても、現在の彼が好調を維持していることが窺える。
直近5試合の採点推移を振り返ると、彼のコンディションの推移が明確に見えてくる。
- 2026年6月21日の試合:フォットモブ 7.5
- 2026年5月25日の試合:フォットモブ 6.8、ソファスコア 6.7
- 2026年5月17日の試合:フォットモブ 7.0、ソファスコア 6.9
- 2026年5月12日の試合:フォットモブ 7.3、ソファスコア 6.6
- 2026年5月02日の試合:フォットモブ 7.1、ソファスコア 6.8
5月後半には6点台まで採点を落とす場面もあったが、6月の代表ウィークに入ってからは7.5、7.6と右肩上がりの推移を見せている。
特に強豪スウェーデンを相手に、直近の代表戦からさらに評価を上げた点は極めて価値が高い。
戦術的スタッツの分析とミッドフィールダーとしての役割
田中は今大会において、得点やアシストといった直接的な数字は残していない。
それでも高評価を得ている理由は、中盤での卓越したコントロール力にある。
彼の直近スタッツ平均は、パス成功率平均が84.7%、デュエル勝率平均が68.2%と非常に高い数値を維持している。
スウェーデンのようなフィジカルに強みを持つ相手に対して、中盤でデュエルを制し続ける役割は極めて重要だ。
平均68.2%という高いデュエル勝率が示す強度が、今回の中盤のフィルター役として存分に発揮されたと推測される。
また、84.7%に達するパス成功率ベースの正確なパス供給が、攻守のリンクマンとしての機能を果たしていた。
フォットモブ採点「7.6」に対する筆者の見解
筆者はこのフォットモブの7.6という採点を、妥当かつ正当な評価だと考える。
ゴールやアシストがないボランチのポジションで7.5以上をマークするのは、試合の支配権を握る上で不可欠な仕事を完遂した証拠だ。
メディアによっては派手な攻撃アクションを好むが、フォットモブは中盤の守備スタッツやパスのクオリティを正確に数値化している。
今回のドロー劇において、田中が中盤のバランスを崩さずに90分間戦い抜いた戦術的価値は、この7.6という数字に集約されている。
蹴太のひとこと
個人的に今回のスウェーデン戦での田中碧は、数字以上のタフさを見せてくれたと感じている。
相手の強力なインサイドハーフに対して一歩も引かない球際の強さは、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドFCでの日常が生み出したものだ。
次戦では、彼が相手のブロックを切り裂く縦パスをどれだけ通せるか、そして自らバイタルエリアへ侵入していく果敢な姿勢に注目したい。