忙しい方のための要約
SofaScore 6.6
PSVに移籍してエールディヴィジでのプレースタイルを構築しつつある段階で、相手のフィジカルコンタクトへの対応がまだ十分に整っていない可能性がある。3ソースのうちSofaScore単独評価の6.6は27分という出場時間としては安定した水準だ。xG0.22という数字が示すとおり、チャンスに関与した局面での評価が上積みされた部分がある。
佐野航大がPSVアイントホーフェン対エクセルシオールの一戦に途中出場し、27分間プレーしてSofaScoreで6.6の評価を受けた。xG0.22と決定機1回という攻撃指標は短い出場時間の中で前線に絡んだことを示すが、デュエル勝率0%(0勝2敗)はフィジカルコンタクト面での課題として記録に残った。
スタッツの核心はxG0.22だ。27分間で0.22という期待値はシュートに持ち込める形を少なくとも1度は作れたことを意味する。パス試行21本に対して18本成功(成功率85.7%)は水準以上であり、ボールを受けてから正確に繋いだことが数字に出ている。ロングボールも1本試みて1本成功と、縦への展開も機能した。一方でボールタッチ30回に対してポゼッション喪失6回という割合は、攻撃参加の頻度に対してボールを失う場面も目立ったことを示す。
デュエル勝率0%(0勝2敗)は見過ごせない数字だ。PSVに移籍してエールディヴィジでのプレースタイルを構築しつつある段階で、相手のフィジカルコンタクトへの対応がまだ十分に整っていない可能性がある。NECナイメヘン時代の過去平均7.1と比較すると今回の6.6は0.5ポイントの下振れだが、これは新クラブへの移籍直後というコンテキストを踏まえる必要がある。
3ソースのうちSofaScore単独評価の6.6は27分という出場時間としては安定した水準だ。xG0.22という数字が示すとおり、チャンスに関与した局面での評価が上積みされた部分がある。より長い出場時間でこの密度を維持できるかが今後の評価のカギとなる。
PSVでの起用は途中出場が続いており、先発起用に至るまでには一定の時間が必要と見られる。エールディヴィジの試合ペースとチームのプレースタイルへの適応を重ねながら、デュエル勝率を少なくとも40〜50%台に引き上げることが先発争いを左右する指標になる。次節以降の出場時間と起用形態が今季の佐野の立ち位置を測る実質的な手がかりになる。
蹴太のひとこと
自分としては、27分でxG0.22と決定機1回は攻撃参加の濃さを示す数字で、移籍直後としては上出来な内容だと考える。特にパス成功率85.7%(18/21)は短時間でもリズムを作れていた証左だ。ただしデュエル勝率0%(0勝2敗)は、NECナイメヘン時代より対人強度が高い相手に対してまだ身体の当て方が合っていない可能性を示している。次の3〜4試合でデュエル勝率が40%台に乗るかどうかが、PSVでの先発争いに加われるかを判断する最初の数字になる。