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国内 フットボールチャンネル / 2026-06-14 09:00:42
原題: 「ボランチの人数のことは正直…」日本代表、鎌田大地が崩さない自然体。オランダ代表戦のキーマンが貫くブレない姿勢とは【北中米W杯コラム】
対象選手: 鎌田 大地
サッカー日本代表の鎌田大地【写真:Getty Images】 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)初戦となるオランダ代表戦は、日本代表にとってグループステージ突破を左右する重要な一戦となる。この試合でカギを握るのがボランチの鎌田大地だ。チームキャプテンを務めていた遠藤航が離脱という緊急事態の中、背番号「15」にかかる期待は一層高まっている。(取材・文:元川悦子)[1/2ページ] 鎌田大地に託される中盤の重責 サッカー日本代表の鎌田大地【写真:元川悦子】 「オランダ戦に向けて、我々はやるべき戦いをするために、チームコンセプトを積み上げ、オランダ対策もしてきました。仮に理想通りにいかなかった時、自分たちが崩れないことを選手が考えていくことが大事。 自分たちがやりたいサッカーを表現するのではなく、相手にとって嫌がられるサッカーをすることを試合中にしていくことが重要だと思います」 日本代表の森保一監督が13日の前日会見で語った通り、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)初戦のオランダ代表戦はチームの命運をかけた大一番と言っていい。 過去のW杯を見ても、初戦で勝ち点を取れなかった大会はグループ敗退を強いられている。 今大会の日本はW杯優勝という大きな目標を掲げており、最低でも過去最高成績のベスト16以上がノルマ。そこに到達するためにも、指揮官が言うように「相手を嫌がらせるサッカー」を体現していくことが肝要だ。 そのキーマンとなるのが、ボランチの絶対的な軸を担う鎌田大地だろう。前キャプテンの遠藤航が本番3日前に離脱し、本職のボランチは彼と田中碧、佐野海舟の3人だけという状況になっている。 森保監督は「アイスランド戦で起用した瀬古(歩夢)だったり、板倉(滉)だったり、冨安(健洋)もアヤックスで6番でプレーしていましたし、他にも複数ポジションをこなせる選手はいるので、補充はしませんでした」と説明したが、やはり本職の3人にかかる負担は非常に大きくなるはずだ。 「連戦を1年間やり続けているので…」 クリスタル・パレスのUEFAカンファレンスリーグ優勝に貢献した鎌田大地【写真:Getty Images】 特に2025年10月のブラジル代表戦、今年3月のイングランド代表戦で歴史的勝利に貢献した“新鉄板ボランチコンビ”である鎌田と佐野海舟は、ほぼ出ずっぱりという状況が予想される。 それでも、鎌田は「W杯は試合間隔が4〜5日あるんで、そんなにターンオーバーが必要じゃないと僕自身は考えているんで。普段も連戦を1年間やり続けているので、ボランチの人数のことは正直、あんまり考えたことはないです」と涼しい顔で言う。 そのように楽観的に考えられるのも、今季クリスタル・パレスでプレミアリーグ、国内カップ戦、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)を掛け持ちしてきた経験値が大きいのだろう。 とりわけ、ECLは5月27日のファイナルでラージョ・バジェカーノ相手に1−0で勝利。フランクフルト時代の2021/22シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇以来となる欧州タイトル獲得となった。 最高峰のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではないにせよ、欧州カップ戦を勝ち上がるのはそう簡単なことではない。偉業を達成した確固たる自信が、今の鎌田をしっかりと支えているのだろう。 オランダ代表戦でも、個の能力に秀でた相手にボールを支配される時間帯が長くなり、彼らボランチ陣は相当な守備負担を強いられるかもしれない。 ダラススタジアムが空調の効いた室内の環境とはいえ、ここまでモンテレイやナッシュビルでさまざまな気象条件の中、トレーニングをしてきた疲れもあるのではないか。 そういったマイナス要素があったにしても、相手に走り負けていたら、何も始まらない。鎌田と佐野海舟には猛烈な運動量で相手を追い込むようなプレーが求められる。 「前回も別に自信はありましたけど…」 前回のカタール大会にも出場したサッカー日本代表の鎌田大地【写真:Getty Images】 オランダ代表はアンカーに陣取るタイアニ・ラインデルスを経由しながらビルドアップを組み立ててくる。彼に自由自在にボールを持たれてしまったら、日本としてはかなり劣勢を強いられるはずだ。 そうならないように、イングランド代表戦のようにミドルブロックでしっかり構えて中盤でいいプレスをかけ、ボールを奪ってショートカウンターを繰り出すことができれば、先手を取ることも不可能ではない。 そのプレス役は主に佐野が担うと見られるが、鎌田も彼といい関係性を保ちつつ、全体のバランスを見ながらゲームをコントロールすることは重要なタスクとなる。 29歳になり、百戦錬磨のキャリアを積み重ねてきた鎌田なら、そうした相手と対峙しても自然体で自分らしさを発揮できるはず。森保監督にとっても心強いキーマンと言えるだろう。 「前回(2022年カタールW杯)は自分の調子がなかなか上がらない」と苦渋の表情を浮かべていた鎌田。当時は、トップ下や2列目を主戦場としていたが、どこかしっくりこないところがあった様子だ。 「でも今はやり方とポジションが違いますよね。前回も別に自信はありましたけど、今回は自分がよりやりたいところでできているのは大きいですね。それにW杯が初めてじゃないというのもあると思います」 鎌田はこうも語っていたが、今の彼はボランチとして水を得た魚のように活き活きとしている。 イングランド代表戦でも三笘薫や中村敬斗を活かす動きに徹し、三笘の先制点をお膳立てする絶妙な動きを見せていたが、本人はボランチが適正ポジションだという自負がある様子だ。 「自分が言ってることは…」 FIFAワールドカップ2026 focus football オランダ代表 サッカー日本代表 北中米W杯 森保一 鎌田大地
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