長期離脱からの復帰戦
セリエA第29節、パルマはアウェイでトリノと対戦し、鈴木彩艶が約4ヶ月ぶりにスタメン復帰を果たした。
長期間ベンチを温めた期間を経てのスタメン起用は、指揮官からの信頼回復の証だ。
0:43〜 開始早々のトリノの先制点
試合は立ち上がりから動いた。トリノの10番ブラッシッチがボールを奪って前向きに仕掛け(0:43)、シメオネがゴールに押し込み先制(0:54)。
「まだ前半2分過ぎ」(1:09)と実況が驚くスピード展開で、鈴木にとっては復帰戦でいきなり厳しい状況に立たされた。
シメオネの今季7ゴール目となるこの得点は、鈴木の責任ではなく守備陣全体の対応の遅れが原因だった。
鈴木彩艶のGKとしての判断力
先制を許した後も、鈴木はゴールマウスに立ち続けた。
トリノの攻勢に対し、ポジショニングの修正とシュートストップで追加点を防ぐ仕事を遂行。
4ヶ月のブランクを感じさせないリフレクションの速さは、鈴木のポテンシャルの高さを改めて示した。
パルマの厳しいチーム事情
パルマはアルベクリスト、ベルナーベが離脱中で、デルプラークも累積警告による出場停止(0:49)。
主力を欠く中でのアウェイ戦は、チーム全体として厳しい90分だった。
鈴木の復帰は、こうした苦しい状況の中で唯一の明るい材料だったとも言える。
スタメン定着に向けた第一歩
今季平均評価7.3の鈴木にとって、この試合は長いトンネルからの出口となる一戦だった。
結果がどうであれ、復帰戦でフルタイムに近い出場時間を得たことは大きい。
セリエAの舞台で再びポジションを掴み取れるかは、今後のパフォーマンス次第だ。