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忙しい方のための要約
SofaScore 7.7 / FotMob 7.7
試合後、主要な海外データサイトは彼のパフォーマンスにどのような評価を下したのか。チームの勝利に貢献した彼の採点は、SofaScore、FotMobともに7.7と、全く同じ評価が与えられた。自身の過去平均採点7.49を上回る高評価だ。
2026年4月14日に行われたプレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッド対リーズ・ユナイテッド戦は、アウェイのリーズが1-2で勝利を収めた。
この歴史的な一戦で、日本代表MF田中碧は先発出場し、74分間にわたり中盤で躍動。
国内外の注目を集めた。
試合後、主要な海外データサイトは彼のパフォーマンスにどのような評価を下したのか。
その採点を比較分析する。
田中碧、躍動の74分間
リーズの中盤を支えた田中碧は、この重要なダービーマッチで74分間プレーした。
チームの勝利に貢献した彼の採点は、SofaScore、FotMobともに7.7と、全く同じ評価が与えられた。
自身の過去平均採点7.49を上回る高評価だ。
両メディアが示す評価の共通点
SofaScoreとFotMobが揃って7.7という採点を出したことは、田中碧の総合的な貢献度を両社が極めて近い視点で捉えていることを示唆する。
特にSofaScoreの詳細なスタッツは、その評価の根拠を明確にしている。
- 攻撃の起点として: パス試行50本中42本成功で成功率84%を記録。直近平均87.9%には及ばないものの、特筆すべきはキーパス4本という数字だ。これは決定機に繋がるパスを複数供給したことを意味する。
- 高精度なクロス: クロス試行6本すべてを成功させた。100%の成功率は、彼のキック精度の高さと、攻撃における重要な役割を物語る。
- 決定機への関与: xG(Expected Goals)0.5864、xA(Expected Assists)0.51918という高い数値は、彼自身がゴールに迫る場面を作り出し、同時にアシストの機会も創出したことを示す。
- ボールロストの少なさ: 出場時間74分でボールロストはわずか1回。高い位置で何度もボールに触れながら、安定したボール保持を見せた。
FotMobのデータではゴール・アシストともに「0」だが、SofaScoreが示す詳細なスタッツからは、数字には表れない決定的な仕事ぶりが読み取れる。
守備面ではタックル2、インターセプト2を記録。
デュエル勝利数は3、デュエル敗北数も3で、デュエル勝率は50%だった。
直近のデュエル勝率平均63%と比較するとやや低いが、攻撃面での圧倒的な貢献度が採点を押し上げた要因だろう。
過去との比較:安定した高評価
田中碧の直近の採点推移を見ると、今回の7.7という数字が、決して一時的なものではないことがわかる。
- 2026-04-06 vs (対戦相手不明): FotMob:8.3, SofaScore:8.2
- 2026-03-29 vs (対戦相手不明): FotMob:7.9, SofaScore:7.4
直近3試合でいずれも高水準の採点を得ており、安定したパフォーマンスを維持している。
メディア別の平均傾向を見ても、FotMobが平均7.97、SofaScoreが平均7.77と、今回の7.7はSofaScoreの平均とほぼ同水準だ。
パス成功率84%やデュエル勝率50%は、直近の平均スタッツ(パス成功率87.9%、デュエル勝率63%)を下回る項目もある。
しかし、キーパス4本、クロス成功率100%、xGとxAの高さといった攻撃的なスタッツが、これらの数値の低下を補って余りあると評価されたと見る。
筆者の見解
今回のマンチェスター・ユナイテッド戦における田中碧のパフォーマンスは、SofaScoreとFotMobが揃って7.7という高評価を与えたことからも、その質の高さが窺える。
筆者としては、特にキーパス4本とクロス試行6本すべて成功という攻撃面での貢献は特筆すべきと考える。
ビッグクラブ相手にこれだけのチャンスを創出できたことは、彼のゲームメイク能力と決定的なパスセンスを強く印象づけた。
デュエル勝率50%という数字には改善の余地があるものの、攻撃面でチームに与えた影響は絶大であり、リーズの勝利に不可欠な存在であったことは間違いない。
両メディアが同点数を出したことは、彼の総合的な貢献度を正確に捉えていると筆者は見る。