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忙しい方のための要約
SofaScore 6.6 / FotMob 7.1
両メディアで0.5点もの差が出た背景には何があるのか。これは彼のパフォーマンスに対する評価軸の違いが顕著に出た結果だと筆者は見る。過去の平均採点7.53や、直近の試合と比較しても、今回の評価は全体的に低めだ。
2026年4月23日に行われたプレミアリーグ第34節ボーンマス対リーズ・ユナイテッド戦は2-2の引き分けに終わった。
この試合で、リーズ・ユナイテッドのMF田中碧は89分間出場し、海外大手データサイトから採点を受けた。
SofaScoreは6.6、FotMobは7.1という評価。
両メディアで0.5点もの差が出た背景には何があるのか。
筆者なりの視点で分析する。
田中碧、海外メディアの評価は?
今回のボーンマス戦における田中碧の採点は、
- SofaScore: 6.6
- FotMob: 7.1
と、両メディアで0.5点の開きが見られた。
これは彼のパフォーマンスに対する評価軸の違いが顕著に出た結果だと筆者は見る。
過去の平均採点7.53や、直近の試合と比較しても、今回の評価は全体的に低めだ。
特にSofaScoreの6.6は、直近のSofaScore平均7.65を大きく下回る厳しい数字である。
SofaScoreの評価:デュエル勝率の低さが影響か
SofaScoreが田中碧に6.6と、彼の過去平均採点や直近の評価と比較しても厳しい評価を下した。
この採点の根拠として、筆者はデュエル勝率の低さを指摘したい。
- デュエル勝率: 33.3%
- デュエル勝利: 1, デュエル敗北: 2, 空中戦敗北: 1
- ポゼッション喪失: 7
直近のスタッツ平均56.6%と比較しても、今回のデュエル勝率33.3%はかなり低い数字だ。
中盤の選手として、守備面での貢献やボール奪取における強度が不足していたと判断された可能性がある。
また、キーパスは1本記録しているものの、xA(アシスト期待値)が0.0150701と低く、決定機創出の質も十分ではなかったと見られる。
ポゼッション喪失が7回というのも、SofaScoreが重視する項目の一つであり、評価を下げる要因になったと推測する。
FotMobの評価:パス成功率の高さが光る
一方、FotMobは7.1とSofaScoreよりも高めの採点を与えた。
これは、彼のボール保持における安定感を評価したものと筆者は考える。
- パス成功率: 94.9%
- パス試行: 39, パス成功: 37
- ロングボール成功: 4/4 (成功率100%)
特筆すべきはパス成功率94.9%という数字だ。
直近のスタッツ平均88.7%を大きく上回る高精度で、中盤での組み立てにおいてボールロストが少なく、チームのポゼッション維持に貢献した点が評価されたと見る。
ロングボールも試行した4本全てを成功させており、ビルドアップの起点としての役割をきっちり果たした。
出場時間89分間、安定してプレイし、イエローカードもなかった点も加点要素になった可能性はある。
両メディアの評価に見る田中碧の課題と強み、そして筆者の見解
SofaScoreがデュエル勝率やポゼッション喪失といった「守備貢献」や「ボールを失うリスク」に重きを置いたのに対し、FotMobは「パス成功率」という「攻撃の起点」や「ボール保持の安定性」を重視したことで採点差が生まれた。
筆者としては、今回の田中碧のパフォーマンスは、高いパス成功率でチームに貢献しつつも、デュエル勝率の低さから守備面での課題も露呈した試合だったと総括する。
特に中盤の選手としてデュエル勝率33.3%は、直近平均の56.6%と比較してもかなり低い数字だ。
攻撃のクオリティは維持しつつ、守備の強度やボール奪取能力を向上させることが、今後のさらなる評価向上に繋がると見る。
今回の試合は引き分けに終わり、勝点3には繋がらなかったが、彼の安定したパスワークはチームにとって不可欠な要素である。
SofaScoreの6.6はやや辛口だが、デュエル勝率を考慮すると理解できる側面もある。
FotMobの7.1はパス成功率を評価した結果であり、こちらも納得できる。
筆者としては、総合的に見て7.0程度が妥当な評価だったと考える。