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忙しい方のための要約
SofaScore 8.3 / FotMob 8.7
対してSofaScoreは、ゴールという結果に加え、より多角的なスタッツに基づいて評価を下している。直近の平均パス成功率73.6%、平均デュエル勝率48.3%と比較すると、今回はやや下回る数字だ。ボールロスト: ボールロスト6、ポゼッション喪失12という数字も、SofaScoreがFotMobよりやや評価を抑えた一因になった可能性がある。
2026年4月25日に行われたVriendenLoterij エールディヴィジ第31節、フェイエノールト対FCフローニンゲン戦は3-1でフェイエノールトが勝利を収めた。
この試合で日本代表FW上田綺世選手が2ゴールを挙げる活躍を見せ、海外メディアから軒並み高評価を獲得している。
今回は、データ分析に定評のあるSofaScoreとFotMobの採点を比較し、その評価の背景を探る。
メディア採点に見る評価の傾向
上田選手のパフォーマンスに対し、両メディアともに極めて高い採点をつけた。
- FotMob: 8.7点
- SofaScore: 8.3点
両者とも8点台後半という高評価だが、FotMobがSofaScoreを0.4ポイント上回る結果となった。
採点差の背景をスタッツから読み解く
FotMobは上田選手の2ゴールという決定的な結果を特に高く評価したと見る。
対してSofaScoreは、ゴールという結果に加え、より多角的なスタッツに基づいて評価を下している。
SofaScoreのデータからは、高評価の中にも改善点が見て取れる。
- 決定力への評価: 上田選手はxG(ゴール期待値)1.2222に対し、実際に2ゴールを記録している。期待値を大きく上回る決定力は、両メディアが高評価を下した最大の要因と言える。決定機3回という数字も、効率的なフィニッシュを裏付ける。
- パスとデュエル: パス成功率は68.4%、デュエル勝率は45%だった。直近の平均パス成功率73.6%、平均デュエル勝率48.3%と比較すると、今回はやや下回る数字だ。特にパス試行が19回という頻度から見ても、パスの精度には改善の余地がある。
- ボールロスト: ボールロスト6、ポゼッション喪失12という数字も、SofaScoreがFotMobよりやや評価を抑えた一因になった可能性がある。
筆者の見解:より妥当な評価は?
2ゴールという結果は、何よりも評価されるべきストライカーとしての仕事だ。
その点でFotMobの8.7点は、ゴールという最も直接的な貢献を最大限に評価した結果と見ていい。
一方で筆者としては、SofaScoreが提示した8.3点がよりバランスの取れた評価と考える。
もちろん2ゴールは素晴らしいが、パス成功率やデュエル勝率が平均を下回っている点を考慮すれば、FotMobの8.7点はやや甘い印象を受ける。
ゴール以外の局面での貢献度も加味すると、SofaScoreの採点が現状の上田選手のパフォーマンスを的確に表していると見る。
過去データとの比較と今後の期待
今回の採点8.3点(SofaScore)および8.7点(FotMob)は、上田選手の直近5試合の平均採点(SofaScore平均7.16点、FotMob平均7.06点)を大きく上回る。
過去平均採点7.43点と比べても、今回の活躍がいかに突出していたかがわかる。
特に直近4試合が6点台前半〜後半で推移していたことを考えると、今回の2ゴールは復調を印象付けるものだ。
エースとしての決定力を改めて示したことで、今後のリーグ戦、そして日本A代表での活躍にも弾みがつくことは間違いない。
得点源としての存在感をさらに高め、チームを勝利に導く活躍を期待したい。
蹴太のひとこと
2ゴールは文句なし。
特にxGを大きく上回る決定力は、得点感覚が研ぎ澄まされている証拠だ。
個人的には、パスやデュエルといった部分でまだ伸びしろがあると感じた。
次戦以降は、得点への直接的な絡みだけでなく、味方との連携でどれだけパス成功率を上げられるか、空中戦を含むデュエルで存在感を示せるかに注目したい。
それができれば、さらに評価を上げ、チームの中心選手としての地位を確固たるものにできるはずだ。
過去シーズン実績
| シーズン | リーグ | チーム | 出場 | G | A | 平均採点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | エールディヴィジ | フェイエノールト | 21 | 7 | 1 | 6.8 |
| 2023 | (no data) | 0 | 0 | 0 | - |
データ: API-Football(2022-2024シーズン)