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忙しい方のための要約
SofaScore 6.7 / FotMob 6.5
短い時間でボールを失わず、攻撃のリズムを繋げた点は評価できるだろう。デュエル勝率60%:直近平均47.9%を大きく超える高いデュエル勝率を記録した。途中出場ながら、フィジカルコンタクトで存在感を発揮した証拠と筆者は見る。
2026年5月5日に行われたラ・リーガ第34節、セビージャ対レアル・ソシエダ戦は1-0でセビージャが勝利した。
この試合で途中出場した久保建英に対し、海外主要メディアはSofaScoreが6.7、FotMobが6.5と、わずかながら評価に差をつけた。
海外メディア採点の詳細
久保建英の今回の採点は以下の通りだ。
- SofaScore: 6.7
- FotMob: 6.5
両メディアともに6点台後半の評価となったが、今回はSofaScoreがFotMobを0.2ポイント上回る結果となった。
採点差の背景をスタッツから読み解く
32分間の出場で、両メディアの評価は6.5から6.7と大きな開きはないが、筆者はSofaScoreの6.7がより妥当な評価だと見る。
その根拠となるスタッツを分析する。
- パス成功率84.6%:久保の今回のパス成功率は、直近の平均パス成功率79%を上回る。短い時間でボールを失わず、攻撃のリズムを繋げた点は評価できるだろう。
- デュエル勝率60%:直近平均47.9%を大きく超える高いデュエル勝率を記録した。途中出場ながら、フィジカルコンタクトで存在感を発揮した証拠と筆者は見る。
- 守備貢献:SofaScoreのデータでは、タックル2回、シュートブロック1回と、FW登録ながら守備にも積極的に参加したことが示されている。SofaScoreはこうした攻守両面での貢献を詳細なスタッツで拾い上げ、評価に反映する傾向がある。一方、FotMobはより攻撃的な最終結果(ゴール、アシスト)に重きを置くため、このあたりの評価の差が出たと推測する。
限られた時間の中で、攻撃面ではxG: 0.0154、xA: 0.011567と決定的な仕事には至らなかったものの、パスやデュエル、さらには守備面での数字が、SofaScoreでわずかに高い評価に繋がったと筆者は分析する。
過去の採点推移と比較
今回の採点6.5(FotMob)と6.7(SofaScore)は、久保建英自身の過去平均採点6.78と比べるとほぼ同水準、あるいはわずかに下回る。
メディア別の平均傾向と比較しても、FotMobの平均6.7、SofaScoreの平均6.9に対しては、それぞれ0.2ポイント低い結果だ。
直近の採点推移を見ると、4月11日の試合でFotMob7.3、SofaScore7.9と高評価を得た後、やや評価が落ち着いた形と言える。
特にFotMobは高低の振れ幅が大きい傾向が見られる中、今回は6点台後半に留まった。
総括
32分間という短い出場時間ながら、久保建英はパス成功率やデュエル勝率で高い数字を残した。
チームが敗れた試合展開の中で、攻撃のスイッチを入れる役割を期待されたが、決定的な仕事には至らなかった。
それでも、攻守両面での貢献はSofaScoreに評価されたと見ていい。
蹴太のひとこと
個人的には、途中出場で32分という限られた時間の中で、チームに流れを引き寄せるような決定的なプレーが見られなかった点が、採点に響いたと感じる。
守備面での貢献は評価できるが、攻撃面でxG: 0.0154、xA: 0.011567という数字は、ゴールやアシストに直結するチャンスメイクが少なかったことを物語っている。
次戦では、得意のドリブル突破からのシュートや、ゴールに繋がるラストパスといった、より直接的な攻撃での貢献に期待したい。