▶
4:03
忙しい方のための要約
SofaScore 6.8 / FotMob 7.1
両メディアともデータ重視の傾向があるが、評価の重点に微妙な違いがあることがうかがえる。SofaScoreの評価は6.8と、チームの勝利にもかかわらず田中碧の過去平均採点7.12を下回った。具体的なスタッツを見ると、パス成功率92%(50本中46本成功)と高い数値を記録し、デュエル勝率も66.7%(3回中2回勝利)と奮闘している。
2026年5月2日に行われたプレミアリーグ第35節、リーズ・ユナイテッド対バーンリー戦は3-1でリーズが勝利を収めた。
この試合にMF田中碧は先発出場し、72分間プレーした。
海外メディア採点比較:SofaScoreとFotMobの評価軸
各海外メディアの田中碧に対する採点は以下の通りだ。
- SofaScore: 6.8
- FotMob: 7.1
SofaScoreとFotMobの間で0.3点の採点差が見られた。
両メディアともデータ重視の傾向があるが、評価の重点に微妙な違いがあることがうかがえる。
SofaScoreの評価は6.8と、チームの勝利にもかかわらず田中碧の過去平均採点7.12を下回った。
具体的なスタッツを見ると、パス成功率92%(50本中46本成功)と高い数値を記録し、デュエル勝率も66.7%(3回中2回勝利)と奮闘している。
しかし、決定機創造が1回、シュートは枠外に1本のみ。
xG(ゴール期待値)は0.1113、xA(アシスト期待値)は0.0318953と、ゴールやアシストに直結する決定的なプレーが少なかった点が、SofaScoreの採点に影響したと筆者は見る。
一方、FotMobは7.1と、SofaScoreよりやや高い評価を下した。
FotMobは詳細なスタッツを公開していないが、SofaScoreのデータと比較すると、パス成功率の高さや中盤での堅実なプレーを評価しつつも、やはり決定的な局面での関与が少なかった点を考慮した結果だろう。
FotMobの過去平均採点7.41と比較しても、今回の7.1は平均を下回る。
これは、チームが3ゴールを挙げた中で、田中碧が直接的に得点に絡むプレーがなかったことを示唆している。
スタッツが語るパフォーマンスの深層
田中碧の今回のパフォーマンスを詳細なスタッツから分析する。
- パス成功率92%: これは直近スタッツ平均の88.1%を大きく上回る高水準だ。
中盤でのボール供給において安定感を発揮し、攻撃の組み立てに貢献した証と言える。 - デュエル勝率66.7%: 直近スタッツ平均の50.8%と比較しても非常に高い。
守備面でも積極的にボール奪取に絡み、中盤のフィルター役として機能した。 - キーパス1本、決定機1回: ポゼッション喪失6回という数字と合わせると、攻撃面での関与はあったものの、最後の精度や決定的な仕事には課題が残った。
特にxG、xAが低いことは、シュートやアシストに直結するパスの質・量が不足していたことを示している。 - 出場時間72分: 試合終盤に交代したことは、戦術的なものか、あるいはコンディション面での考慮があった可能性も考えられる。
直近の採点推移を見ると、今回のFotMob 7.1、SofaScore 6.8は、4月14日の7.7や4月18日の7.5、7.3といった高評価の試合に比べるとやや控えめだ。
特にSofaScoreの6.8は、直近5試合の中で最も低い採点だった4月26日の6.6に次ぐ低さである。
高いパス成功率とデュエル勝率を記録しながらも、両メディアの平均採点を下回ったのは、やはり得点に絡むプレーや、より攻撃的な貢献が期待される中で、それが果たせなかったという評価が背景にあると筆者は考える。
筆者が見る田中碧の課題と評価
筆者は今回の田中碧に対する採点では、FotMobの7.1がより実態に近いと見る。
SofaScoreの6.8はやや厳しすぎる評価だ。
理由としては、パス成功率92%、デュエル勝率66.7%という数字は、中盤の選手として非常に高い水準にある。
これらはチームのボールポゼッション維持と守備安定に大きく貢献したはずだ。
特にバーンリー相手に3-1で勝利した試合で、中盤の軸としてこれらの数値を記録したことは評価されるべき点だ。
しかし、一方でSofaScoreが低く評価した要因も理解できる。
決定機創出やxG/xAの低さは、今後の課題として明確だ。
高いパス成功率を誇りながらも、それが最終的にゴールに結びつくような"質の高いパス"、つまり相手守備を崩すキーパスや、決定的なチャンスを作り出すパスの量を増やしていく必要がある。
特に72分間の出場でポゼッション喪失が6回あった点も、攻撃のテンポを上げる上での改善点として挙げられる。
総じて、田中碧は中盤で安定したパフォーマンスを見せ、チームの勝利に貢献した。
しかし、現状では守備面やボール回しでの貢献が主であり、プレミアリーグでさらに評価を高めるためには、ゴールやアシストに直結するプレーの質と量を向上させることが求められる、と筆者は考える。
蹴太のひとこと
個人的に、今回の田中碧のパフォーマンスはSofaScoreの6.8よりも高かったという印象だ。
パス成功率92%とデュエル勝率66.7%は、中盤の要としてチームを支えた証だ。
ただ、攻撃面での最後のひと押し、決定的な仕事がもう少し欲しかったというのも正直なところ。
次戦では、高いパス成功率を維持しつつも、積極的に縦パスやスルーパスを狙い、より直接的に攻撃を加速させるプレーに注目したい。