▶
4:21
忙しい方のための要約
SofaScore 6.6 / FotMob 7.3
中盤でボールを回す役割を担う選手にとって、この成功率の低さはSofaScoreが評価を厳しくする大きな要因となる。タックル: 4回 インターセプト: 2回 デュエル勝利: 7回(デュエル勝率: 50%) 強豪トッテナム・ホットスパーを相手に、中盤でタックル4回、インターセプト2回を記録したことは、チームの守備に大きく貢献した証だ。パス成功率の低さは改善が必要だが、強豪相手に中盤で体を張り、守備面で大きな貢献を果たした点は評価に値する。
2026年5月12日に行われたプレミアリーグ第36節、トッテナム・ホットスパー対リーズ・ユナイテッド戦は1-1の引き分けに終わった。
この試合にリーズのMF田中碧が先発出場し89分間プレー。
海外大手採点メディアSofaScoreは6.6、FotMobは7.3と、評価が大きく分かれる結果となった。
メディア採点、評価に0.7点差
田中碧のパフォーマンスに対し、海外メディアの採点は0.7点もの開きを見せた。
- SofaScore: 6.6
- FotMob: 7.3
自身の過去平均採点7.09と比較すると、FotMobは平均を上回る評価だった一方で、SofaScoreは平均を下回る厳しい採点となった。
SofaScoreが厳しめ採点の背景
SofaScoreが田中碧に6.6点と比較的低い評価を下した背景には、主にパス成功率と攻撃面でのスタッツが影響したと筆者は見る。
具体的なスタッツを見てみよう。
- パス成功率: 73.2%
- 直近スタッツ平均パス成功率: 85.9%
- ポゼッション喪失: 17回
- xG(ゴール期待値): 0.033
- xA(アシスト期待値): 0.011
今回のパス成功率73.2%は、田中碧の直近平均パス成功率85.9%を大きく下回る数字だ。
中盤でボールを回す役割を担う選手にとって、この成功率の低さはSofaScoreが評価を厳しくする大きな要因となる。
また、ポゼッション喪失が17回と多かった点も、ボールコントロールやゲームメイクの面でマイナスに働いた可能性が高い。
ゴールやアシストに直結するプレーの期待値(xG、xA)も低い数値に留まり、攻撃面でのインパクトが少なかったこともSofaScoreの採点に反映されたと推測できる。
FotMobが高評価とした理由
一方、FotMobが7.3と高めの評価を付けたのは、詳細なスタッツが明かされていないものの、守備面での貢献や中盤での存在感をより重視したためと筆者は考えている。
SofaScoreが提供するスタッツから、FotMobが評価したであろう点を分析する。
- タックル: 4回
- インターセプト: 2回
- デュエル勝利: 7回(デュエル勝率: 50%)
強豪トッテナム・ホットスパーを相手に、中盤でタックル4回、インターセプト2回を記録したことは、チームの守備に大きく貢献した証だ。
デュエル勝率50%は直近平均50.1%とほぼ同水準であり、球際での強さは維持できていたと見られる。
パス成功率の低さやポゼッション喪失の多さは課題だが、相手の攻撃を食い止め、チームの引き分けに貢献した守備的な働きが高く評価された可能性が高い。
筆者の見解:田中碧の総合評価
筆者としては、今回の田中碧のパフォーマンスはFotMobの7.3に近い評価が妥当だと見る。
パス成功率の低さは改善が必要だが、強豪相手に中盤で体を張り、守備面で大きな貢献を果たした点は評価に値する。
- 中盤でのデュエル勝率50%は平均レベルを維持し、球際の強さを示した。
- タックル4回、インターセプト2回と守備での貢献度が高く、チームのフィルター役として機能した。
- 攻撃面での決定機創出は少なかったものの、守備での奮闘がチームの1-1の引き分けに貢献した点は見過ごせない。
ボールロストが2回に抑えられている点も考慮すべきだ。
ポゼッション喪失が多いのは、それだけボールに絡む回数が多かった裏返しとも解釈できる。
過去の採点推移と今回
今回の採点を過去のデータと照らし合わせると、各メディアの評価傾向が見えてくる。
- SofaScoreのメディア別平均は7.15だが、今回は6.6と自身の平均を大きく下回る評価。
- FotMobのメディア別平均は7.4だが、今回は7.3とほぼ平均並みの評価。
直近5試合の採点推移を見ると、SofaScoreは6.6を連発しており、良くも悪くも安定した評価基準を持っていることがうかがえる。
一方でFotMobは7.5から7.3とやや下降傾向にあるものの、今回は直近で2番目に高い点数であり、田中碧の守備的貢献をポジティブに捉えたと考えられる。
今回のSofaScoreの低評価は、田中碧のパス成功率73.2%が直近平均85.9%を大きく下回ったことが決定的な要因だったと筆者は結論付ける。
蹴太のひとこと
今回の田中碧は、数字以上にピッチでの存在感が光った試合だったと個人的には感じた。
特に中盤での球際の強さは、拮抗した展開でチームに落ち着きをもたらしていたと見る。
次戦では、高い守備意識を保ちつつ、パス成功率を向上させ、攻撃の起点となるプレーが増えるかに注目したい。