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忙しい方のための要約
SofaScore 6.6 / FotMob 7.3
この評価の乖離は、両メディアがどのスタッツを重視したかの違いに起因すると筆者は見ている。SofaScoreの評価(6.6)SofaScoreは、パス成功率の低さを厳しく評価したと推察される。デュエル勝率も50%と直近平均(50.1%)を維持しており、中盤での存在感を示したと言える。
2026年5月12日に行われたプレミアリーグ第36節、トッテナム・ホットスパー対リーズ・ユナイテッドの一戦は1-1の引き分けに終わった。
この試合でリーズのMF田中碧は89分間プレーし、海外主要メディアからFotMobで7.3、SofaScoreで6.6と評価が分かれる採点を受けた。
メディア採点とスタッツ分析
田中碧への採点は、SofaScoreが6.6、FotMobが7.3と、0.7点もの差がついた。
この評価の乖離は、両メディアがどのスタッツを重視したかの違いに起因すると筆者は見ている。
- SofaScoreの評価(6.6)
SofaScoreは、パス成功率の低さを厳しく評価したと推察される。
今試合のパス成功率は73.2%で、直近5試合の平均85.9%を大きく下回る結果だった。
また、xG(Expected Goals)0.033、xA(Expected Assists)0.0111531と攻撃面での関与が限定的だった点も、評価に影響したと見る。 - FotMobの評価(7.3)
FotMobは、SofaScoreよりも守備面での貢献や全体的なプレー強度を評価したと見る。
タックル4回、インターセプト2回、デュエル勝利7回という守備スタッツは、トッテナム相手の中盤で奮闘した証だ。
デュエル勝率も50%と直近平均(50.1%)を維持しており、中盤での存在感を示したと言える。
筆者から見たパフォーマンス
両メディアの評価が割れた中で、筆者はFotMobの評価により近い、やや高めの採点が妥当と考える。
確かにパス成功率73.2%という数字は、中盤の選手としては改善の余地がある。
しかし、トッテナム・ホットスパーという強敵を相手にアウェイで、1-1という結果を得た試合において、田中の守備面での貢献は大きかった。
特に、中盤でのボール奪取やデュエルでの粘り強さはチームの安定に寄与したと見る。
攻撃への関与は少なかったが、チームのバランスを保つ上で不可欠な役割を全うした。
過去データとの比較と今後の展望
田中碧の今季の平均採点は7.09だ。
今回のFotMobの7.3は平均をわずかに上回るものの、SofaScoreの6.6は自身の平均7.15を大きく下回る結果となった。
メディア別の平均傾向を見ると、FotMobは平均7.4、SofaScoreは平均7.15であり、FotMobは田中碧のパフォーマンスを安定して高評価する傾向が読み取れる。
直近5試合の採点推移を見ても、SofaScoreは6.6が3回と、やや厳しい評価が続いている。
パス成功率の低下は、SofaScoreのようなデータ重視のメディアからすれば、評価を下げざるを得ないポイントなのだろう。
次戦以降は、パスの精度をどこまで改善できるかが、両メディアからの評価を高める鍵となる。
蹴太のひとこと
個人的には、アウェイでのトッテナム戦という非常にタフな試合で、田中選手が中盤の守備で示したインテンシティは評価に値する。
パスミスが散見されたのは事実だが、チームが引いて守る時間帯でのボール奪取やセカンドボールへの反応は素晴らしかった。
次節では、この守備意識を保ちつつ、攻撃の組み立てにもう一段階深く関与できるか、彼のプレーの幅に注目したい。