忙しい方のための要約
SofaScore 6.9 / FotMob 7.0
フェイエノールトのチーム全体が1-1の引き分けという結果に終わったことを考えると、FWとしてゴールやアシストに直接絡めなかった上田に対する評価は、妥当な水準に落ち着いたと言える。過去の平均採点7.16と比較すると、今回はわずかに下回る結果だ。高いデュエル勝率デュエル勝利6、敗北2と、勝率は75%を記録した。
2026年5月10日に行われたVriendenLoterij エールディヴィジ第33節、フェイエノールト対AZアルクマール戦は1-1の引き分けに終わった。
この試合でフェイエノールトのFW上田綺世は86分間プレーし、海外主要メディアからFotMobで7.0、SofaScoreで6.9の評価を受けた。
海外メディアの採点比較
各メディアの採点は僅差だったが、その数字は上田綺世のパフォーマンスに対する評価の難しさを示唆している。
- FotMob: 7.0
FotMobはやや高めの評価を与えた。 - SofaScore: 6.9
SofaScoreはFotMobより0.1ポイント低い評価となった。
フェイエノールトのチーム全体が1-1の引き分けという結果に終わったことを考えると、FWとしてゴールやアシストに直接絡めなかった上田に対する評価は、妥当な水準に落ち着いたと言える。
過去の平均採点7.16と比較すると、今回はわずかに下回る結果だ。
数字が語る上田綺世のパフォーマンス
SofaScoreが提供する詳細なスタッツからは、上田綺世のプレー内容が具体的に浮かび上がる。
- 高いデュエル勝率
デュエル勝利6、敗北2と、勝率は75%を記録した。これは直近スタッツ平均の54.6%を大きく上回る数字だ。前線での身体を張ったプレーは評価に値する。 - チャンスメイクへの貢献
キーパスを2本記録している。前線でボールを収め、攻撃の起点となる役割を果たしたことが伺える。 - 決定機とシュート
決定機を1度作り出し、シュート(枠外)も1本放ったが、ゴールには繋がらなかった。FWとして最も重要な決定力の部分で結果を出せなかった点が、採点の伸び悩みにつながったと見る。 - パス成功率
パス試行11本中8本成功で、パス成功率は72.7%。直近平均の74.3%と比べるとわずかに低いが、大きな差はない。
FotMobは詳細なスタッツを公開していないが、ゴール・アシストなし、イエロー・レッドカードなしという情報から、SofaScoreと同様にゴールに直接絡まなかった点が評価のベースにあると推測できる。
採点に現れた評価のポイント
両メディアの採点がほぼ横並びになった背景には、いくつかの共通した評価ポイントがあると筆者は考える。
まず、前線での守備貢献とフィジカル面での強度が挙げられる。
デュエル勝率75%という数字は、FWとして相手DFとの競り合いに強さを見せ、ボールキープやポストプレーでチームに貢献した証だ。
しかし、FWとして最も期待されるゴールという結果が出なかった点も、採点に影響を与えたのは間違いない。
決定機を一度迎えたものの、これを活かせなかったことが、高評価を得る上での障壁となった。
キーパス2本は攻撃の組み立てにおける貢献度を示すが、それが直接的な得点に繋がらなかったため、評価を押し上げる決定打とはならなかった。
筆者が見る上田綺世のAZ戦
筆者としては、今回の採点6.9と7.0は、上田綺世のパフォーマンスを比較的正確に表していると見る。
特にデュエル勝率75%、空中戦勝利2、そして被ファウル3というスタッツは、彼が前線で体を張り、相手守備陣にプレッシャーを与え続けていたことを明確に示している。
これはFWとして非常に重要な役割であり、評価されるべきポイントだ。
しかし、決定機を決めきれなかった点はやはり惜しい。
FWの評価はゴールという結果に大きく左右されるため、この点が採点を7.0台後半に乗せることを阻んだ要因だろう。
個人的には、これらの貢献度と結果を総合的に判断すると、 FotMobの7.0に近い、あるいはわずかに上回る7.1程度が筆者の評価だ。
過去の評価との比較から見えてくるもの
上田綺世の直近の採点推移を見ると、4月に入ってからは高評価と低評価が入り混じる形となっている。
- 4月25日にはFotMob 8.7、SofaScore 8.3と非常に高い評価を得ていた。
- しかし、その前後、特に5月3日の試合ではFotMob 6.4、SofaScore 6.1と厳しい評価だった。
今回のAZ戦の採点(FotMob 7.0、SofaScore 6.9)は、直近の低評価からわずかに持ち直したものの、4月の高評価には及ばない。
これは、彼のパフォーマンスが試合によって波があることを示唆している。
一方で、直近のデュエル勝率平均54.6%に対し、今回75%を記録した点は特筆すべき改善だ。
前線でのフィジカルコンタクトにおいて、今回の試合で高いパフォーマンスを発揮したことが数字からも読み取れる。
パス成功率72.7%は直近平均74.3%とほぼ同水準であり、大きな変化は見られない。
メディア別の平均採点も、FotMobが6.96、SofaScoreが6.97とほぼ同じ傾向を示しており、今回の採点もこの平均値に沿ったものと言える。
蹴太のひとこと
今回のAZ戦での上田綺世は、数字だけ見れば及第点ながら、その内容には目を引くものがあった。
特にデュエル勝率75%は、FWとして相手に圧力をかけ、ボールを収める能力の高さを示している。
個人的には、決定機での冷静さがあれば、採点もさらに上向いただろう。
最終節では、こうした前線での身体を張ったプレーに加え、ゴールという結果にこだわる姿勢を期待したい。
次戦では、彼がどのようにしてチャンスを創出し、それをゴールに結びつけるのか、その一点に注目して見守りたい。
過去シーズン実績
| シーズン | リーグ | チーム | 出場 | G | A | 平均採点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | エールディヴィジ | フェイエノールト | 21 | 7 | 1 | 6.8 |
| 2023 | (no data) | 0 | 0 | 0 | - |
データ: API-Football(2022-2024シーズン)