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忙しい方のための要約
SofaScore 6.9 / FotMob 7.6
SofaScoreは6.9、FotMobは7.6と、両メディアで0.7ポイントもの差がついている。90分フル出場で、中盤の選手としてタックル4回、インターセプト3回、シュートブロック1回を記録した点は特筆すべきだ。デュエル勝率も80%と非常に高い数字を残しており、ボール奪取能力が光った。
2026年5月17日に行われたプレミアリーグ第37節、ブレントフォード対クリスタル・パレスの一戦は2-2の引き分けに終わった。
この試合でクリスタル・パレスMF鎌田大地はフル出場を果たし、海外メディア間で採点に差異が見られた。
鎌田大地、ブレントフォード戦で採点に開き
クリスタル・パレスの中盤を支えた鎌田大地に対し、データサイトの評価は分かれた。
SofaScoreは6.9、FotMobは7.6と、両メディアで0.7ポイントもの差がついている。
筆者の見立てでは、この採点差は各メディアがスタッツのどの要素をより重く見ているか、その基準の違いから生じていると見る。
SofaScoreの評価:堅実な守備貢献を反映か
SofaScoreの採点6.9は、鎌田の守備面での貢献を比較的評価した結果だろう。
90分フル出場で、中盤の選手としてタックル4回、インターセプト3回、シュートブロック1回を記録した点は特筆すべきだ。
デュエル勝率も80%と非常に高い数字を残しており、ボール奪取能力が光った。
一方で、パス成功率は78.9%と、直近スタッツ平均の84.9%を下回っており、攻撃面での組み立てに課題が残ったのかもしれない。
xG (Expected Goals) 0.1485、xA (Expected Assists) 0.175083という数字も、決定機創出には至らなかったことを示している。
SofaScoreは、これらの攻撃スタッツの不足が採点に影響したと筆者は分析する。
FotMobの評価:攻守両面での総合的な存在感
FotMobの採点7.6は、SofaScoreよりも高評価だ。
FotMobが公開しているスタッツはゴール、アシスト、出場時間など限定的だが、ゴールやアシストがない中でこの点数は、チーム全体のパフォーマンスや、鎌田の攻撃への関与度、あるいは試合展開における総合的な存在感をより重視した結果と推測する。
SofaScoreのデータから見ても、キーパス1本を記録しており、わずかながら攻撃の起点になろうとする意図が見て取れる。
ボールタッチ47回の中で、ポゼッション喪失が8回とやや多いものの、前線への供給やパスで攻撃にリズムをもたらそうとした点は評価された可能性がある。
高いデュエル勝率をベースにした守備での貢献に加え、攻撃への積極的な姿勢がFotMobではより評価されたと筆者は考える。
過去の採点推移と今回の評価
鎌田の直近5試合の採点推移を見ると、SofaScoreとFotMobの間で採点が逆転するケースも散見される。
今回のSofaScore 6.9は、直近5試合のSofaScore平均7.07と比較するとやや低い評価だ。
対照的に、FotMob 7.6は、直近5試合のFotMob平均7.13を上回る高評価と言える。
直近スタッツ平均のパス成功率84.9%と比較して今回の78.9%は低く、デュエル勝率平均65.2%と比較して今回の80%は高いという特徴がある。
このデータから、FotMobは高いデュエル勝率と総合的な中盤での働きを評価し、SofaScoreはパス成功率の低さを減点材料と捉えたと筆者は判断する。
筆者の見解:FotMobの評価が妥当か
筆者としては、このブレントフォード戦における鎌田のパフォーマンスを鑑みると、FotMobの7.6という評価がより妥当だと見る。
確かにパス成功率78.9%は改善の余地があるものの、4回のタックルと3回のインターセプト、そして80%という高いデュエル勝率は、中盤のフィルターとしての役割を十分に果たしていた証拠だ。
特に、2-2という点の取り合いになった試合展開において、相手の攻撃の芽を摘む守備面での貢献はチームにとって非常に重要だったはずだ。
攻撃面での数字には表れない、ゲーム全体のバランスを取り、中盤を引き締める役割がFotMobではより評価されたと筆者は考える。
チームがアウェイで勝ち点1をもぎ取った要因の一つとして、鎌田の献身的な守備があったと評価すべきだ。
蹴太のひとこと
個人的にこの試合の鎌田選手は、数字以上に中盤での存在感があったと感じている。
特に守備から攻撃への切り替えの場面で、的確なポジショニングからボールを奪い、縦に加速するパスを出そうとする意図が随所に見られた。
惜しくも決定機には繋がらなかったが、このプレービジョンは今後クリスタル・パレスの攻撃の核となるだろう。
次戦では、この守備での貢献に加え、ラストパスやシュートでどれだけゴールに絡めるか、さらに注目して見ていきたい。