忙しい方のための要約
SofaScore 6.7
SofaScoreが示すスタッツからは、いくつかの特長が見て取れる。直近の採点推移を見ると、5月3日の試合では8.5という高評価を得ていたが、その後は6.5が続き、最終節もその流れを断ち切るには至らなかった。攻撃の組み立てや守備への貢献は評価できるものの、勝敗を分ける決定的な仕事が不足していた。
2026年5月17日に行われたVriendenLoterij エールディヴィジ第34節、スパルタ・ロッテルダム対エクセルシオール戦は2-3でスパルタが敗れた。
この最終節においてFWとして先発出場した三戸舜介に対し、データサイト『SofaScore』は6.7の採点をつけた。
SofaScoreが示した三戸のパフォーマンス
三戸は71分間の出場で、チームの攻撃を牽引する場面も見られた。
SofaScoreが示すスタッツからは、いくつかの特長が見て取れる。
- パス成功率の高さ:パス試行25本中22本成功で、パス成功率は88%を記録した。
これは直近スタッツ平均の72%を大きく上回る数字だ。 - デュエルでの強さ:9回のデュエルで6勝を挙げ、デュエル勝率は66.7%だった。
直近平均の65.6%とほぼ同水準であり、球際での強さは維持されていたと言える。 - チャンスメイクへの関与:キーパスを1本供給し、決定機も1度創出した。
攻撃の起点となる働きは見せている。
一方で、シュートは枠外に1本のみで、ゴールに直結するプレーには至らなかった。
また、ボールロストが3回、ポゼッション喪失は11回と、ボールを失う場面も散見された点が、採点に影響したと見られる。
過去の採点推移と今回の評価
今回のSofaScoreによる採点6.7は、三戸の過去平均採点7.53を下回る結果となった。
SofaScore単体での平均採点7.13と比較しても、今回はやや低い評価だ。
直近の採点推移を見ると、5月3日の試合では8.5という高評価を得ていたが、その後は6.5が続き、最終節もその流れを断ち切るには至らなかった。
Gazzetta dello Sportの平均採点6.5が示すように、メディアによってはより厳しい評価をする傾向もある中で、SofaScoreの6.7は悪くないが、チームの敗戦と決定的な仕事の欠如を反映した妥当なラインだと筆者は見る。
筆者の視点:評価のポイントは「決定力」
SofaScoreの6.7という採点は、パス成功率88%やデュエル勝率66.7%といった基礎スタッツの安定性を考慮すれば、決して低い評価ではないと筆者は考える。
しかし、FWというポジションを考えれば、やはりゴールやアシストといった目に見える結果が評価を大きく左右する。
今回の試合では1本の決定機創出があったものの、ゴールには結びつかなかった。
xG(期待得点)が0.2333であったことを鑑みると、得点機会はあった中で、それをものにできなかった点が、高評価に繋がらなかった最大の要因だろう。
攻撃の組み立てや守備への貢献は評価できるものの、勝敗を分ける決定的な仕事が不足していた。
これが、SofaScoreの平均採点をも下回る結果となった理由だと筆者は分析する。
蹴太のひとこと
最終節、スパルタの敗戦という結果の中で、三戸選手は個人として堅実なプレーを見せた印象だ。
特にパス成功率の高さは、攻撃のタメを作る上で重要な役割を担っていたはずだ。
ただ、FWとしてやはりゴールへの嗅覚、そしてそれを結果に結びつける力が、来季への大きな課題として残ったと見る。
来季、より高みを目指すならば、この決定機を確実に仕留める、あるいはアシストに繋げる精度に注目していきたい。
過去シーズン実績
| シーズン | リーグ | チーム | 出場 | G | A | 平均採点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | J1 League | Albirex Niigata | 30 | 3 | 1 | 6.7 |
| 2023 | エールディヴィジ | スパルタ・ロッテルダム | 19 | 2 | 0 | 6.6 |
| 2023 | Emperor Cup | Albirex Niigata | 3 | 0 | 0 | - |
| 2023 | J-League Cup | Albirex Niigata | 1 | 0 | 0 | - |
| 2022 | J2 League | Albirex Niigata | 24 | 6 | 0 | - |
| 2022 | AFC U23 Asian Cup | Japan U23 | 4 | 0 | 0 | - |
データ: API-Football(2022-2024シーズン)