忙しい方のための要約
SofaScore 6.5 / FotMob 7.4
この約1点に及ぶ採点差は、守備スタッツの解釈の違いから生じている。パス試行80本のうち73本を成功させ、成功率91.3%を記録したことは特筆に値する。今回のFotMobによる7.4は、過去平均を大きく上回る高評価である。
2026年9月5日に行われた2.ブンデスリーガ第4節のアルミニア・ビーレフェルト戦において、FCザンクトパウリのDF安藤智哉は90分フル出場を果たした。
試合は2-2のドローに終わり、守備陣の一角を担った安藤に対する海外大手データサイトの採点は大きく割れている。
FotMobが7.4の高評価を与えた一方で、SofaScoreは6.5と厳しい評価を下した。
評価が真っ二つに分かれた背景とスタッツ分析
この約1点に及ぶ採点差は、守備スタッツの解釈の違いから生じている。
FotMobはポゼッション時の貢献やデュエルの絶対数を重視する傾向があり、SofaScoreはミスの代償やカードの有無を厳しく反映するシステムを採用している。
実際のパフォーマンスを示すスタッツは以下の通りだ。
- ボールタッチ数: 98回
- パス成功率: 91.3%(試行80、成功73)
- デュエル勝率: 70%(勝利7、敗北3)
- タックル成功数: 3回
- インターセプト数: 3回
- イエローカード: 1枚
ビルドアップの局面において、安藤はチームのパスワークの基点となっていた。
パス試行80本のうち73本を成功させ、成功率91.3%を記録したことは特筆に値する。
直近のスタッツ平均であるパス成功率82%を大きく上回る数字だ。
過去のデータ推移との比較
安藤の過去の採点トレンドを見ると、今回のパフォーマンスが平均を上回る水準にあったことがわかる。
直近の過去平均採点は6.79であり、FotMobの平均値は7、SofaScoreは6.6だ。
今回のFotMobによる7.4は、過去平均を大きく上回る高評価である。
特にデュエル勝率70%という数字は、これまでの平均値である61.5%を約8.5ポイント上回る。
対人守備において、アルミニア・ビーレフェルトの攻撃陣を相手に強さを示した事実は揺るがない。
空中戦においても3回中2回で勝利を収めており、地上戦・空中戦ともに安定していた。
スタッツの上昇は守備力の向上を示している。
減点対象となった要素と筆者の見解
では、なぜSofaScoreは6.5という過去平均を下回る低評価を下したのか。
その最大の要因は、提示されたイエローカード1枚と、2失点を喫したチーム全体の守備崩壊に伴う減点方式にある。
SofaScoreのアルゴリズムは失点に関与したディフェンダーの評価を機械的に下げる傾向がある。
筆者としては、FotMobの7.4が妥当な評価であると考える。
ビルドアップにおけるパス成功率91.3%に加え、チーム内で最多クラスのボールタッチ数98回を記録した貢献度は高い。
イエローカードこそ受けたものの、デュエル勝率70%を維持しながら3回のインターセプトとタックルを決めた内容は、個人のパフォーマンスとして十分評価に値する。
組織の失点による連帯責任で個人のスタッツが過小評価されるべきではない。
次戦への確認点
安藤は過去の評価から確実に一歩前進している。
次戦で確認すべきは、2失点を喫した守備ラインの再構築と、不要なカードのコントロールだ。
次節の起用法、そしてビルドアップの安定感が維持されるかが焦点となる。
蹴太のひとこと
個人的には、安藤の縦パスの意識が上がっている点が非常にポジティブに映ったよ。
守備でこれだけ身体を張れて、さらにパス成功率9割超えなら、十分合格点を与えられる内容だね。
次戦はカードを回避しつつ、クリーンシートで終えられるかどうかがスタメン定着への次の試金石になる。