忙しい方のための要約
FotMob 8.5
8.5は大勝の空気だけでは説明できない、と見るのが妥当だろう。SofaScoreやスペイン紙の採点との比較は、データが揃った段階で改めて行う。公式戦7試合ぶりの先発という点は、今季の久保の立ち位置を考えるうえで外せない。
レアル・ソシエダの久保建英が、現地時間10月18日のラ・リーガ第9節マラガ戦で1ゴール1アシストを記録した。公式戦7試合ぶりの先発で71分までプレーし、チームは5-2で勝利。FotMobの採点は8.5で、当サイトが記録している久保の過去平均6.78を1.7ポイント上回った。報道によればこの得点は302日ぶりで、今季初ゴールでもある。
3分の先制点と59分のアシスト
ゴールは開始3分。右サイドからカットインし、左足で決めた。久保がもっとも得意とする形で、試合の入りから結果を出している。59分にはミケル・オヤルサバルのゴールをアシストし、得点とアシストの両方で5得点のうち2点に絡んだ。
マタラッツォ監督はスペイン紙『マルカ』に「タケのゴールは素晴らしかったね」と語り、さらに「彼の試合に対する姿勢、集中力と覚悟の重さにとても満足している」と続けた。結果だけでなく、取り組む姿勢に言及している点は見ておきたい。
先発に戻った試合で、1G1A。事実としてはこれで足りる。
FotMob8.5は直近の数字からどれだけ離れているか
当サイトの記録では、FotMobでの久保の平均は6.7、SofaScoreは6.9。記録が残る直近5試合のFotMob採点は6.5、6.4、7.2、6.1、7.3と、7点前後で上下していた。8.5はその範囲をはっきり超えている。
ただし、今回は5-2という大勝の試合だった。チーム全体の数字が伸びやすい展開では、個人の採点も押し上げられることがある。それでも3分の先制点と59分のアシストという2つの得点関与は、展開とは関係なく残る具体的な貢献だ。8.5は大勝の空気だけでは説明できない、と見るのが妥当だろう。
一方で、今回確認できた採点はFotMobの1媒体だけだ。SofaScoreやスペイン紙の採点との比較は、データが揃った段階で改めて行う。
7試合ぶりの先発が意味するもの
公式戦7試合ぶりの先発という点は、今季の久保の立ち位置を考えるうえで外せない。先発から遠ざかっていた期間に302日という無得点期間が重なり、その両方をこの1試合で区切った形になる。マタラッツォ監督が「姿勢」と「覚悟」に触れたのも、この経緯を踏まえた発言と読める。
この1試合で起用法が固まったとまでは言えない。次の判断材料は、10月22日のヨーロッパリーグ第3節リレストレム戦で先発に名を連ねるかどうかだ。
蹴太のひとこと
自分としては、FotMob8.5という数字よりも、7試合ぶりの先発でいきなり3分に結果を出したことの方が重いと見ている。右からカットインして左足という一番得意な形で302日ぶりの得点を取り、59分にはオヤルサバルへのアシストも付けた。過去平均6.78から1.7ポイント上振れた試合が単発で終わるのか、リレストレム戦で先発が続くのかが、ここからの評価を分ける。