90分間走り切った佐野海舟の存在感
ブンデスリーガ第25節、マインツがホームにシュトゥットガルトを迎えた一戦で佐野海舟がフル出場を果たした。
CL出場権を争うシュトゥットガルトとの一戦は、マインツにとっても上位進出への試金石となる重要な90分だった。
シュトゥットガルトの攻撃を封じる盾
セバスティアン・ヘーネス監督率いるシュトゥットガルトは、流動的なポジションチェンジとサイド攻撃を武器とするチームだ。
佐野はボランチの位置からシュトゥットガルトのパスコースを遮断し、攻撃の芽を摘む仕事を遂行した。
特にセカンドボールの回収力は圧倒的で、中盤のデュエルで優位に立ち続けた。
攻撃への関与とビルドアップ
佐野の魅力は守備だけではない。ボールを奪ってから素早く前線にパスを供給するトランジションの速さが持ち味だ。
マインツのカウンター攻撃の起点として、縦パスの精度とタイミングの良さで味方FWを走らせる場面が何度も見られた。
フル出場が物語るスタミナと信頼
今季平均評価7.5の佐野がフル出場を任されるのは、ヘンリクセン監督からの厚い信頼の表れだ。
90分間、強度を落とさずに走り切れるスタミナは、ブンデスリーガの激しいテンポの中で大きな武器となる。
交代枠を他のポジションに使えることも、チーム全体の戦略に好影響を与えている。
マインツの躍進を支えるエンジン
マインツの好調を支える原動力として、佐野の貢献は計り知れない。
守備の安定感、攻撃のスイッチ、90分間のスタミナ——これらすべてを高いレベルで兼ね備える佐野は、ブンデスリーガ屈指のボランチに成長しつつある。