海外日本人サッカーハブ

JST--:--:-- / EU--:--:--

夜刊

堂安律、ケルン戦でSofaScore 6.7 / Gazzetta 5.5 — クロス精度は光るもデュエルに課題

堂安 律 (アイントラハト・フランクフルト / ブンデスリーガ) 💬 0

堂安律が先発|フランクフルト対ケルン2-2ハイライト|ブンデスリーガ第28節 7:42
🎥 この試合の動画はこちら 堂安律が先発|フランクフルト対ケルン2-2ハイライト|ブンデスリーガ第28節 DAZN Japan

忙しい方のための要約

SofaScore 6.7 / Gazzetta dello Sport 5.5 / FotMob 6.7

試行4本中3本を成功させており、これは同ポジションの選手と比較しても高水準の数字と言える。こうしたサイドからの攻撃は堂安の真骨頂であり、ケルン戦でも健在だったと評価できる。成功率は約76%と中盤のパサーとしてはやや低い水準に映るが、堂安の場合は前線でのリスクを伴うパスが多いことを差し引いて考える必要がある。

🎯 76.3% パス成功率
💪 25% デュエル勝率
👣 50 タッチ
🔑 1 キーパス
🛡 1 タックル
📈 0.1 xG

アイントラハト・フランクフルトの堂安律は、ブンデスリーガ第29節の1.FCケルン戦に先発出場し、67分までプレー。SofaScoreとFotMobがともに6.7を付けた一方、ガゼッタ・デッロ・スポルトは5.5と厳しめの評価を下した。メディアによって1.2ポイントもの差が生まれた背景には、堂安のプレー内容が攻守で明暗を分けたことが大きく関係している。

この試合の堂安について、まず目を引いたのはクロスの精度だ。試行4本中3本を成功させており、これは同ポジションの選手と比較しても高水準の数字と言える。右サイドから繰り出されるクロスはフランクフルトの攻撃における重要な武器であり、この日もその役割をしっかりと果たしていた。キーパスも1本記録しており、崩しの局面でチャンスメイクに関与した。特に前半のアーリークロスでは中の選手との呼吸が合い、惜しくも相手GKに阻まれたものの、得点の匂いを漂わせるボールを供給していた。こうしたサイドからの攻撃は堂安の真骨頂であり、ケルン戦でも健在だったと評価できる。

パスに関しては、試行38本中29本を成功させた。成功率は約76%と中盤のパサーとしてはやや低い水準に映るが、堂安の場合は前線でのリスクを伴うパスが多いことを差し引いて考える必要がある。相手ディフェンスラインの裏を狙うスルーパスや、逆サイドへの大きなサイドチェンジなど、成功すれば決定機につながるパスの試行が含まれていた。xAが0.09とアシスト未遂に近いラストパスも複数あり、単純に成功率だけでは測れない攻撃的な意図がプレーのあちこちに散りばめられていた。チームの攻撃が停滞した時間帯には、堂安自身がドリブルで持ち運ぶ場面も見られ、局面を打開しようとする姿勢は十分に感じられた。

一方で気になるのは対人戦だ。デュエルでは4回の競り合いで勝利はわずか1回にとどまり、球際の争いで後手に回る場面が散見された。ケルンの左サイドバックとの1対1の駆け引きでは相手の寄せに苦労し、自由にボールを持てる回数が制限されていた印象がある。空中戦でも1回敗北を喫しており、相手にフィジカルで押し込まれるシーンが目立った。ポゼッション喪失も13回と多く、特にビルドアップの局面で相手にボールを引っかけられる場面が少なくなかった。この13回という数字は67分間の出場時間を考えると頻度が高く、チーム全体の攻撃リズムにも影響を与えた可能性がある。

ガゼッタの5.5という評価には、こうしたデュエルの弱さやポゼッション喪失の多さが色濃く反映されていると考えられる。イタリアのメディアはフィジカルコンタクトやボール保持力を重視する傾向があり、堂安のプレースタイルが厳しめに映った可能性は高い。実際にセリエAのウインガーたちと比較すると、対人での強さは堂安の弱点として指摘されやすい部分だ。対してSofaScoreとFotMobが6.7とした背景には、クロス成功率やキーパスといった攻撃的な指標がバランスよく加味されている。堂安のようなテクニカルなウインガーにとって、メディアごとの評価軸の違いが如実に表れた一戦と言えるだろう。

堂安の今季平均は6.2であり、今回の6.7(SofaScore基準)はそれを上回っている。シーズン序盤の低調な時期と比べると、チームへのフィット感が増してきた印象がある。ただし、xGが0.06と自らのシュートからの得点期待値は低く、ゴールに直結するプレーは依然として少ない。決定機も1回記録されたが、ネットを揺らすには至らなかった。堂安ほどの技術を持った選手であれば、こうした絶好のチャンスを確実に仕留めることが求められる局面だった。

67分での交代はチーム戦術によるものと見られるが、後半に入ってからやや存在感が薄れていた点は否めない。フランクフルトがシーズン終盤のヨーロッパリーグ出場権争いを勝ち抜く上で、堂安に期待されているのはクロスやパスワークによるチャンスメイクに加え、自らゴールを奪う決定力だ。次節以降、得点やアシストといった目に見える数字を積み重ねることが、チーム内での序列をさらに確固たるものにするカギとなるだろう。

堂安はフランクフルトでの3シーズン目を迎えており、チーム内でのポジションは確立されつつある。しかしブンデスリーガの右ウイングというポジションには競争相手も多く、安定した出場機会を得続けるためにはコンスタントな結果が欠かせない。今季のブンデスリーガでは日本人選手の活躍が目立つ中、堂安もゴールやアシストという明確な数字でその存在感をアピールしたいところだ。クロスの精度やパスセンスという武器はあるだけに、あとはフィニッシュワークの質をいかに高められるかが、今後の評価を左右する最大のポイントとなるだろう。

ケルン戦の内容を総合すると、攻撃面では一定の貢献を見せたものの、守備面やボール保持の安定性では改善の余地がある。ガゼッタとSofaScoreの評価の乖離が示すように、堂安のプレースタイルは見る角度によって評価が大きく変わる性質を持っている。今後のフランクフルトの戦いにおいて、堂安がどのように課題を克服し、より完成度の高いパフォーマンスを見せるか。シーズン残り数試合での奮起が待たれる。

引用元: SofaScore / Gazzetta dello Sport / FotMob

メディア採点比較

あなたの採点

6.0

みんなの平均: 00人が採点)

コメント

まだ投稿がありません。最初のコメントを書いてみましょう!