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忙しい方のための要約
SofaScore 6.5 / FotMob 6.4
過去平均採点7.02と比較すると、今回の6点台は厳しい数字と言える。筆者としては、この採点は妥当な範囲内と見る。ゴールやアシストといった決定的な仕事に絡めなかったことも、採点を押し下げる要因だ。
2026年4月26日に行われたラ・リーガ第32節、ラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダ戦は3-3の引き分けに終わった。
日本代表FW久保建英は先発出場したものの、56分で交代。
海外メディアの評価はSofaScoreで6.5、FotMobで6.4と、平均を下回る結果となった。
メディア採点と筆者の見解
今回の久保に対する採点はSofaScoreが6.5、FotMobが6.4と、両者ともほぼ同様の評価を下している。
過去平均採点7.02と比較すると、今回の6点台は厳しい数字と言える。
筆者としては、この採点は妥当な範囲内と見る。
その理由をデータから分析する。
- 出場時間と直接的な貢献の少なさ
56分での途中交代だった点が大きく影響したと見る。ゴールやアシストといった決定的な仕事に絡めなかったことも、採点を押し下げる要因だ。xG(Expected Goals)0.0666、xA(Expected Assists)0.0135542という数値も、攻撃における決定機創出が少なかったことを示している。 - 安定感のあるパスワーク
パス試行16本中13本成功で、パス成功率は81.3%を記録した。直近スタッツ平均の76.4%を上回る安定した数字であり、攻撃の組み立てには貢献していたと言える。 - デュエル勝利率の向上
デュエル勝利4回、敗北4回でデュエル勝率は50%。直近平均の43.2%よりも高い数値を残し、個々の局面での強さを見せた。守備面ではシュートブロック1回も記録している。 - イエローカードとボールロスト
FotMobがイエローカードを評価項目に含めている可能性は高く、これが0.1点の差につながったことも考えられる。また、ボールロスト2回に加え、ポゼッション喪失が10回とやや多かった点も、採点に影響したと見る。
これらのデータから、攻撃面で決定的な仕事を果たせなかったこと、56分での交代、そしてイエローカードが主な減点要因となり、パスやデュエルでの貢献が相殺された結果、6点台に落ち着いたと筆者は分析する。
蓄積データから見る評価の推移
久保の今回の採点は、彼のシーズン平均、そして直近の試合と比較しても低い水準にある。
- 過去平均との比較
久保の過去平均採点7.02に対し、今回はSofaScoreが6.5、FotMobが6.4と、いずれも平均を大きく下回る結果となった。 - 直近の試合との比較
直近の採点推移を見ると、4月23日の試合ではFotMob:7.2、SofaScore:6.9、4月11日の試合ではFotMob:7.3、SofaScore:7.9と高評価を得ていた。今回の6点台は、4月19日のFotMob:6.1、SofaScore:6.5以来の低評価となる。 - メディア別傾向との比較
FotMobの平均は6.87、SofaScoreの平均は7.1だが、今回は両メディアともにそれぞれの平均を下回った。これは、試合全体でのインパクトや決定機への関与が不足していたことを示唆している。
チームが3-3という点の取り合いになったにも関わらず、久保自身が得点やアシストに絡めなかった点が、特にメディアの評価に響いたと筆者は見ている。
56分という短い出場時間も、評価を伸ばしきれなかった一因だろう。
蹴太のひとこと
3-3という乱打戦のなか、久保が56分でピッチを去ったのは個人的にもやや意外だった。
パス成功率やデュエル勝率は平均を上回っており、決して悪いパフォーマンスではなかったはずだ。
ただ、相手のプレスを剥がして決定機に繋がるような「違いを作るプレー」が少なかった印象がある。
イエローカードも受けたし、チームが守備でバタつく中で、個の打開力で流れを変えるまでには至らなかった。
次戦では、短い出場時間でも確実にインパクトを残すための、よりアグレッシブなプレーを期待したい。
特に、xG/xAの数値を高めるような、ゴールに直結するプレーへの意識に注目したい。