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忙しい方のための要約
SofaScore 6.5 / FotMob 6.4
直近のリーグ戦採点推移と比較しても、4月11日のSofaScore 7.9点、FotMob 7.3点といった高評価からは一転、低調な部類に入る。接戦での途中交代と、直接的な得点関与の少なさが影響したと筆者は見ている。直近スタッツ平均の77.6%を上回っており、ボールポゼッションにおける安定性自体は維持されていたと評価できる。
2026年4月26日に行われたラ・リーガ第32節、ラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダ戦は3-3の引き分けに終わった。
この試合で先発出場した日本代表FW久保建英に対し、海外メディアはSofaScoreが6.5点、FotMobが6.4点と評価している。
これは久保の過去平均採点6.98を下回る数字であり、厳しい評価だったと言える。
久保建英、採点評価の深層
今回の採点6.5点(SofaScore)と6.4点(FotMob)は、久保のキャリア全体における過去平均採点6.98を下回るものだ。
直近のリーグ戦採点推移と比較しても、4月11日のSofaScore 7.9点、FotMob 7.3点といった高評価からは一転、低調な部類に入る。
特にFotMobの平均採点6.75、SofaScoreの平均採点6.95と比較しても、今回の採点が両メディアにとって久保に対する評価としては低めであるとわかる。
接戦での途中交代と、直接的な得点関与の少なさが影響したと筆者は見ている。
スタッツから見るパフォーマンス
久保は56分間の出場だった。
SofaScoreのデータを見ると、パス試行16回中13回成功で、パス成功率は81.3%を記録。
直近スタッツ平均の77.6%を上回っており、ボールポゼッションにおける安定性自体は維持されていたと評価できる。
しかし、攻撃面での決定的な仕事は少なかった。
- xG(ゴール期待値): 0.0573
- xA(アシスト期待値): 0.0122102
これらの数値は、シュートや決定的なパスに絡む機会が限定的だったことを示している。
ボールロストが10回とやや多く、デュエル勝利も4回と、デュエル勝率50%(直近平均44.9%と比較するとやや改善)ではあったものの、空中戦敗北2回なども影響し、全体的なインパクトに欠けた印象だ。
FotMobのスタッツにはイエローカード1枚の記録もあり、これも採点にマイナスに作用した可能性がある。
メディア採点比較と筆者の見解
SofaScoreの6.5点とFotMobの6.4点という採点は、わずか0.1点差と極めて近い。
これは、両メディアが久保のパフォーマンスをほぼ同じ基準で評価したことを示唆している。
筆者としては、この採点は妥当な範囲だと見る。
- 出場時間が56分と短く、攻撃で決定的な局面を作り出すに至らなかった点。
- xGおよびxAが示す通り、ゴールやアシストに直結するプレーが少なかった点。
- ボールロストが目立ち、イエローカードも受けたことで、パフォーマンスの波があった点。
これらの要素を総合的に考慮すれば、平均を下回る評価となるのも無理はない。
パス成功率やデュエル勝率といった一部のポジティブなスタッツもあったが、チームが3失点を喫し、ドローに終わった試合展開の中で、久保が流れを変える決定的な存在感を発揮できなかったことが、この採点に繋がったと筆者は分析する。
過去の推移と今回の位置づけ
久保の直近の採点推移を見ると、4月11日の試合ではSofaScoreが7.9点、FotMobが7.3点と非常に高い評価を受けていた。
しかし、その後の4月19日(SofaScore 6.5点、FotMob 6.1点)や今回のラージョ戦(SofaScore 6.5点、FotMob 6.4点)では、採点が伸び悩んでいる。
これは、シーズン終盤に向けてパフォーマンスにやや波が見られることを示しているかもしれない。
直近の平均スタッツと比較すると、パス成功率(81.3% vs 平均77.6%)は今回の方が良かったものの、デュエル勝率(50% vs 平均44.9%)はわずかな上昇に留まっている。
攻撃面での課題が、特に決定的な場面での貢献度という形で採点に反映されたと筆者は考える。
3-3ドロー、チームへの影響は
チームが3-3の引き分けという結果に終わったことは、久保個人の採点にも少なからず影響したと見られる。
久保が56分で交代した時点でチームがどのような状況にあったかは不明だが、結果的に守備が崩壊し、3失点を喫したことと、攻撃面で久保が決定的な仕事を果たせなかったことが結びつき、全体的な評価を押し下げた可能性がある。
久保がピッチを去った後のチームは3失点目の後、なんとか追いついた形だが、チーム全体の不安定さが露呈した試合だった。
蹴太のひとこと
個人的に、この試合の久保は「及第点には届かない」といった印象だった。
短い出場時間の中で、パスの精度自体は悪くなかったものの、やはりゴールに直結するような脅威を相手に与えきれていなかったと感じる。
特にイエローカードをもらったシーンや、ボールロストが目立った時間帯は、普段の久保らしからぬ焦りが見えたように映る。
次戦では、短い時間でもいかに決定的な仕事を果たせるか、あるいはチームを落ち着かせるためのボールキープや展開力を発揮できるかに注目したい。
特に、攻撃の起点としてどれだけ積極的にボールに絡み、チャンスを創出できるかが、今後の評価を左右するだろう。