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忙しい方のための要約
SofaScore 6.5 / FotMob 6.4
出場時間と交代: 56分 フル出場ではなかった点が、全体の評価に影響を与えた可能性は高い。特にFotMobは0.54点、SofaScoreは0.44点低い評価となった。直近の採点推移: 直近の試合と比較しても、今回の採点の低さが際立つ。
2026年4月26日に行われたラ・リーガ第32節、ラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダ戦は、3-3の激しい打ち合いの末にドローで終わった。
この試合に先発出場した日本代表FW久保建英は、56分で途中交代となり、海外大手メディアの採点ではSofaScoreが6.5、FotMobが6.4と、平均を下回る評価となった。
海外メディアの採点比較
今回の久保建英に対する評価は、両メディア間でほぼ一致している。
- SofaScore: 6.5
- FotMob: 6.4
両社の採点に大きな乖離は見られず、試合での久保のパフォーマンスに対して、概ね同様の印象を持ったことが伺える結果だ。
パフォーマンスデータから見る採点の根拠
今回の採点6点台前半という数字は、具体的にどのプレーが影響したのか。
SofaScoreとFotMobが提供するスタッツを基に分析する。
- 出場時間と交代: 56分
フル出場ではなかった点が、全体の評価に影響を与えた可能性は高い。 FotMobのデータではイエローカード1枚の記載もあり、これが交代の一因となった可能性も考えられる。
- パス成功率: 81.3%
直近の平均パス成功率77.6%と比較すると微増ではあるが、高い位置でプレーするアタッカーとしては、もう少し決定的なパスや高精度なパスが求められる場面もあったと見られる。
- デュエル勝率: 50%
直近の平均デュエル勝率44.9%よりは改善している。
しかし、空中戦では2回敗北しており、球際の強さで相手を圧倒したとは言い難い。 - ボールロスト: 10回
56分間の出場で10回のボールロストは、攻撃のリズムを寸断し、相手にチャンスを与えるリスクを増やした要因と筆者は見る。
この数字が、特に低い採点に直結した可能性が高い。 - 攻撃面での貢献度(xG/xA): xG 0.0573, xA 0.0122102
シュート決定機創出の期待値であるxG、アシスト期待値であるxAともに低い数値に留まっている。
直接的なゴールやアシストに繋がるプレーが少なかったことが、採点に反映されたと分析できる。
過去のデータと比較する久保の評価
今回の久保建英の採点は、過去のパフォーマンスと比較しても厳しいものだった。
- 過去平均との比較:
久保の過去平均採点6.94に対し、今回のSofaScore 6.5、FotMob 6.4はいずれも平均を下回る。
特にFotMobは0.54点、SofaScoreは0.44点低い評価となった。 - 直近の採点推移:
直近の試合と比較しても、今回の採点の低さが際立つ。
2026年4月23日の試合ではFotMob 7.2、SofaScore 6.9。
さらに4月11日の試合ではFotMob 7.3、SofaScore 7.9と高評価を得ていた。
この直近の高水準から一転、今回のラージョ戦では評価を落とした形だ。 - メディア別平均傾向との比較:
FotMobの平均6.75、SofaScoreの平均6.95と比較しても、今回の採点は両メディアの平均値よりも低い。
これは、特定のメディアが厳しく評価したというよりも、全体的にパフォーマンスが低調だったと判断されたことを示している。 - 直近スタッツ平均との比較:
直近のパス成功率平均77.6%に対し、今回の81.3%は上回っている。
デュエル勝率平均44.9%に対し、今回の50%も上回る結果だ。
しかし、これらの数値的な改善が採点に結びつかなかったのは、ボールロストの多さや、決定機創出への直接的な貢献が少なかった点が大きく影響したと筆者は見ている。
筆者が見る久保建英のラージョ戦
筆者としては、今回のSofaScore 6.5、FotMob 6.4という採点は、決して厳しすぎるものではなく、妥当な評価だと感じている。
確かにパス成功率やデュエル勝率は平均を上回っていたものの、それらは試合全体への影響という点で、ボールロストの多さや、攻撃の起点となる場面での精度不足が上回ってしまった印象だ。
特に、攻撃を牽引する役割を期待される久保にとって、xGやxAが低く、ゴールやアシストに直結するプレーが少なかった点は、評価を押し下げる大きな要因となったはずだ。
また、56分での途中交代という事実も、チームにとって期待された役割を全うできなかったという見方を強める。
イエローカードを受けていたこともあり、監督がこれ以上リスクを冒さず、フレッシュな選手を投入して状況を打開しようとした判断だったと推測される。
久保は常に高いレベルでのプレーを求められる選手だ。
今回の試合では、持ち前の創造性やドリブルでの打開力を見せる機会が限定的だった。
中盤でボールを受けるシーンはあったものの、そこから相手守備を崩す決定的なアクションに繋がりきらなかった点が、低評価の背景にあると筆者は分析する。
蹴太のひとこと
今回のラージョ戦、個人的には久保がボールを持った際の期待感は常に感じたものの、それが最終的な結果に結びつかなかった印象だ。
特に、決定機に絡む回数が少なかったのは、彼のプレーを特徴づける創造性の部分が十分に発揮されなかった証拠だろう。
次戦では、ボールロストを減らしつつ、よりゴールに直結するプレー、具体的にはペナルティエリア付近でのパスやシュートを意識してほしい。
久保が攻撃のアクセントとなることで、チーム全体の得点力向上に繋がるはずだ。